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『ノートン360』が暗号資産『イーサリアム』のマイニング機能を追加。

ここ数年、話題になっている仮想通貨ですが、
特に、時価総額1位と2位のBitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)は、マイニング(採掘)時の消費電力が環境に良くないということで、賛否両論になっています。

また、多くの電力を消費するために、化石燃料を使う場合が多いため、二酸化炭素排出量も増加することが問題視されています。

そんな中、マイニングによる消費電力を下げるために、ちょっとした動きがあるようです。

セキュリティソフト『ノートン360』が、PCがアイドル状態のときに自動的に、イーサリアムをマイニングする機能『Norton Crypto』を追加するそうです。

つまり、わざわざ、別途、大きな電力を消費せずとも、PCのアイドリング状態で消費する電力を使うことで、マイニングを行うことが可能となるわけです。

この新機能は、まず、6月3日にアーリーアダプタープログラムに参加してる人から提供され、その後、全ユーザーに展開されるそうです。

アーリーアダプター:
社会の動きや流行に敏感で、新しい技術を自ら情報収集し、判断していく人達のこと。

詳しくは、
下記note記事にある『イノベーター理論』を参照ください。


『Norton Crypto』により、エコシステムの構築を目指すだけではなく、イーサリアム自体も、ETH2.0にて、PoWからPoSへと移行すると、消費電力を99%削減することができると予測されています。


SDGsに則り、環境に配慮しつつ、技術革新を進めることで、
サスティナブルな社会を実現していくことが大切ですね。


向山雄治

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