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「日本一の大花火」の本質

先日、長岡花火大会に行ってきました!

出発当日、東京駅から新潟県の燕三条駅に向かおうとしたところ、朝10時の時点で、午前中のほぼすべての席が満席でびっくりしました!

なんとか12時前のグランクラスを確保できて、一安心した感じです。

最近は、なにかとグランクラスに乗る機会が増えてきました。

宮城~岩手県の旅行のnoteはコチラ▼

ちなみに、ご存知の方も多いかもしれませんが、
長岡花火大会は、かなり有名です。

■日本三大花火
・長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
・土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)
・大曲の花火(秋田県大仙市)

日本三大花火と聞くだけで、かなりワクワクしますよね!

グランクラスは、
こんな感じでハイテクな機能がついています。

途中、線路上のトラブルがあり、予定より1時間遅れで、なんとか燕三条駅に到着し、友人たちと無事に合流しました!

早速、友人おすすめのラーメン屋で食事をすることにしました!

燕三条系ラーメン「らーめん勝」です。

燕三条系ラーメンとは、いわゆる背脂系ラーメンのことです。
うどんのような極太タイプの麺で、魚介出汁が効いた濃厚醤油スープです。
大量の背脂をかけることから、背脂チャッチャ系ラーメンとも呼ばれたりしています。

金属加工の町「燕三条」というだけあって、
ラーメンの器も金属で出来ています!

豪華ですよね!

かなり極太麺です。

ダイエットをしている身としては、ラーメンは控えたいところですが、
友人のおすすめとあっては、食べないという選択肢はありません!

食事後は、友人のご実家に向かいました。

途中、有名な信濃川の上を通過したので、
思わず、写真をパシャっと一枚、撮影してみました。


途中のスーパーマーケットで、いろいろと食材を揃えていると・・・
ちょっと変わったものを発見しました!

もも太郎アイス???

桃味のアイスだと思って期待して食べてみたんですが・・・
なんと「いちご風味」です。

昔、新潟のお祭りなどの屋台では、桃の形をした木型に、かき氷といちごシロップを入れたものが売られていたそうで、そのことから、「もも太郎」という名前が付けられたそうです。

物事の背景や前提って、興味深いものがありますよね!


ところで、長岡花火大会のチケットは争奪戦のようです。
今回は、見事、ベンチ席を確保できたということで、念願の花火大会に参加できることになりました!


そして、ついに、長岡まつり大花火大会の会場に到着しました!
綺麗な夕方で、花火大会としては、最高の天候状態です!

長岡駅から会場まで、おそらく、30分間くらい歩いたと思います。

水分補給も兼ねて、早速、ビールを一杯!!!

会場は、とても広く、続々とたくさんの方が来場しています。
さすが、日本三大花火大会ですね!

ちなみに、花火の構造をご存知でしょうか?

■花火の構造
一般的なものは、「割物」と呼ばれている花火の構造では、「星」と「割薬」の二種類の火薬が使われているそうです。
「星」は空中で光る火薬、「割薬」は星を飛ばすための火薬です。
花火の玉は球形で、同心円状に「星」と「割薬」が配置されています。
煙火筒の中から、花火の玉が空中に打ち上げられる際に、導火線に火が付きます。
ある程度、打ち上げられたところで、空中で「星」と「割薬」に引火するので、「星」は、放物線状の光の軌跡を描きながら飛び出すという流れです。このときに発生する光の残像や軌跡が、花火と言われています。


花火大会は、たまに参加したりしますが、こんなにも協賛で作られている花火大会は初めてです。

最初から最後まで、協賛のアナウンスが流れ、その後、花火が打ち上げられます。

「皆で一緒に創る花火大会」
とても素晴らしいと思います。

長岡花火大会の目玉と言えば・・・

「フェニックス」
「正三尺玉」
ですよね!

■フェニックス

フェニックスについて
2004年に起きた中越大震災の復興祈願花火として打ち上げられています。
「何度、被害に遭っても、不死鳥のように蘇る」というメッセージが込められた平原綾香さんの「Jupiter」の曲に合わせて打ちあがるミュージック花火には、誰もが感動すると思います。

■正三尺玉

■正三尺玉
東京では、最大10号玉までのサイズしか打ち上げることはできませんが、長岡花火大会では、三尺玉(=30号玉)の花火を見ることができます。
視界で認識できる範囲ギリギリのサイズで打ち上げられる花火は、まさに圧巻です!


フェニックスや正三尺玉などの壮大な花火や、それらに込められたメッセージを体感することで、友人たちも感動して涙したりしていました。

花火のラストは・・・
長岡花火大会の創り手、つまり花火職人たちのオリジナル花火が次々と打ち上げられました。

そんな花火職人の想いに応えるかのように
会場皆で、スマホのライトをかざして感謝の想いを伝えるという会場の一体感は、とても素晴らしいと思います!

長岡花火の素晴らしいところは、花火の質の高さ自体にもありますが、一番は、「花火職人と観客が想いを共有して一緒に創る」という点にあるように思います。

「復興」という共通目標のために、お互いが持てるものを出し合い、与えあうことで、一緒に創る花火大会。

まさに「日本一の大花火」ですね!

向山雄治
https://humanstory.jp/mukaiyama_yuji/
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https://twitter.com/mukai_yonkuro

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