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論理パズルの解答

前回の論理パズルの解答編です。

未読の方で「ネタバレは嫌よ」という方は前回の記事からどうぞ。

この記事を公開してすぐにsuwiさんから「正解を思いついたかもしれません」というコメントをいただきました。問題を読み終わるのとほぼ同時に解法を見つけられたのではないかしら、と思うような早さです。suwiさんは解き方のヒントもコメント欄でシェアしてくださったのですが、残念ながら私は読んでも理解できませんでした。…そのため、実は内心「suwiさん、本当に解けたのかなぁ?『かもしれません』って書いてらっしゃるし...」と疑っていました。(←むちゃくちゃ失礼ですね。ごめんなさい!私が次の日に見つけた答えはsuwiさんの最初のコメントどおりでした。)

答えを思いついたのは翌日に拭き掃除をしているとき。
この草むしりやら掃除やら頭を使わない単純作業をしているときの方が何もしていないときより考え事がはかどる現象、なんて言うんでしょうね。名前あるのでしょうか。それとも、もしかして私は実はADHD傾向があってフィジェット玩具のような手遊びをすると集中しやすいとかなのでしょうか…。

とまあ、余計な話はこれぐらいにして。では、私の思いついた解法から。

<解法1>

「ほかの二人のうち年下はどちらか?」と質問する。

・回答者が長女の場合:三女を選ぶ
・回答者が三女の場合:長女を選ぶ
・回答者が次女の場合:正直気分の時は三女、嘘つき気分の時は長女を選ぶ

長女と三女のドアは二つとも脱出口なので、回答者が誰の場合であっても回答者が選んだ方のドアを開ければ外に出ることができます。(どこに閉じ込められているのか知りませんが)
「よく嘘をつくのはどちらか」という質問文でも同じ結果になります。
逆に「年上はどちらか」、「本当のことを言うことがあるのはどちらか」なら、回答者が選ばなかった方のドアを開けると良いことになります。

Ryujiroさんが正解の載っているウェブサイト(https://sist8.com/3prc)を見つけてくださったので、そちらで答え合わせしてきました。解法は二つありました。
一つ目は私の方法と同じ。二つ目は以下のとおりです。

<解法2>

回答者に向かって別の一人を指し、「もし『この人が次女か?』と聞かれたらあなたは『はい』と答えるか?」と質問する。

・返答が「はい」となる場合の解答者と質問対象者(=『この人』)の組み合わせ
{長女+次女、次女+長女、次女+三女、三女+次女}

・返答が「いいえ」となる場合の解答者と質問対象者の組み合わせ
{長女+三女、次女+長女、次女+三女、三女+長女}

よって、返答が「はい」の場合は、質問対象者とは別のもう一人のドアを選べばよい。返答が「いいえ」の場合は、質問対象者、つまり『この人』のドアを選べばよい。

二つ目の解法は三女の言葉が二重否定みたいでややこしいですね。こんな解き方を思いつく人の頭は一体どうなっているんでしょう。

さて、前回記事のコメント欄ではsuwiさんPochipicoさん滝居さんりあこさんRyujiroさんなっさんShimamuraさんに一緒に考えていただいたり、ヒントをいただいたりしました。ありがとうございます。一緒に取り組んでいるという感覚があって、とても楽しかったです。

「ほかにも方法あるよ!」という方は、ぜひコメント欄で教えてくださいね。ご感想も大歓迎です。


ありがたくいただきます。