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継続は力なり

前回の続きを載せようかと思うけど
結局、私は義務教育期間は勉強に意欲的に取り組まず過ごしてきた。
そんな私でも1番勉強した時があった。
それは国家試験。
専門学校に入ったからには国家試験を合格しないと意味がない。
国家試験は実技と筆記試験。
実技に関しては本番に弱いタイプで
普段の授業ではよくできていた方だった。
特にカットはクラスで1位か2位のどちらかで
ただ試験の時に本領発揮が全くできずにいた。
国家試験の実技はカットともう一つはパーマのワインディングかオールウェーブのどちらで
私の年はカットとオールウェーブになった。
私はオールウェーブが大の苦手で
学校での試験結果は昼間、夜間生の全体ランキングの中でも下から3番目くらいで
これはやばいとショックを受けめちゃくちゃ練習した。
まず悪かったのが作り方を根本的に理解してなかったこと(右から左に抜けていたに違いない)
これが大事でこの作り方さえ理解できればコツを掴むまでは早かった。
そうしたら2回目の試験の時にクラスで1番になった。
嘘みたいだけど本当の話で
国家試験とは関係無くブローの授業の時は
ロールブラシを使ってオールバックにひし形の綺麗な形を作るという内容で
最初、全く出来なかったけど急に何かが降臨したかのようにコツを掴んでブローの試験で全体の1位になった。
ブローの成績も5段階評価で最高位の5は私のみ(自画自賛)
クラスの子にコツを教えてと言われたけども
説明のしかたも分からず
なんとなくこんな感じととりあえず実演した。

とにかく負けず嫌いな性格なのと
元々が器用ではなく、どちらかと言えば不器用だったからか
クラスの中でも人一倍、練習していたと思う。
誰よりも早く学校に行ってひらすら練習した。

よく筋肉は裏切らないという言葉を聞くけど
それと同じで練習は裏切らなかった。

クラスの子で何をさせても器用にこなす子がいて
その子はよく学校に遅刻したり休んだり
いつもやる気がないようなのに
なんでも出来てしまう漫画に出てくるような子がいて
私はこの子には負けてたまるか精神でなんとかなっていた。
逆にこの子がいてくれたから今の私があると思うようにしている。

そして問題なのは筆記試験。
ここでも衛生管理だったり化学などの物理系に
難しい単語ばかりでてくる。
私はとにかく過去問を必死でやりまくった。
クラスの賢い子にどうしたら暗記できるかなにか方法はないかな?と聞いてみた。
すると、写真のようにその場面を記憶する仕方を教えてくれ
私はそれを実行した。
そしたらめちゃくちゃ暗記できた。

なんで今までそうしてこなかったんだろうと。
もっとちゃんと勉強しておけば良かったと思った。

無事、国家試験は合格し
その暗記方法は今ではカルテ番号を出すことに大活躍している。
変に暗記力を発揮しすぎて会話の内容まであんまり覚えすぎていると気持ち悪がれるかな?とか
でも、このおばあちゃんの話3回は聞いたなと思いながらも毎回初めて聞くかのようなリアクションにも慣れた。

さてまた長くなってしまったから
このへんで
おやすみぐっない。



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