見出し画像

パラグライダーな日々 「高く上がるといふこと」

訪問いただき、毎度ありがとございます。
パラグライダーが趣味のよねけんです。
今日はパラグライダーで高い高度まで上がることをについて書きます。

どのくらいの高度まで上がるのか

 パラグライダーは高さのある山の斜面からテイクオフ(離陸)します。以前の記事「パラグライダーで飛ぶといふこと」で書いた通り、テイクオフした高度より高く上がることができます。
 テイクオフした高さより高く上がることをパラグライダー用語ではトップアウトと言います。山肌を上ってくる上昇気流や、平野部を立ちぼってくる上昇気流を捉えて上昇することをソアリングといいますが、どれくらいの時間強い上昇気流の中でソアリングできるかで到達する高度が決まります。
 自分が所属している獅子吼エリアだとテイクオフの高度が600mですが、自分が到達した最高高度は2,000m越えなので、1,400mは上昇したことになります。最高高度が1,500m超えることもよくあるので、大体1,000mぐらいは上昇することができるというのが答えになります。

高度 約1,000mからの眺め もちろん地に足はついていません

最高到達高度はどこでも同じか

 到達できる高度は地形によります。例えば、長野県の白馬にある白馬五竜のエリアでは、テイクオフがすでに1,000mぐらいです。ここで1,500mぐらいまで上昇しても地面が近いかな・・・となります。2,000mを越えてくると日本アルプスの山々の雄大な景色が広がり少し(!)上昇したかなと感じますが、獅子吼エリアだと最高高度と同じ高さです。パラグライダーはヨーロッパ生まれのスポーツですが、本場のヨーロッパ山岳エリアでは更に高い高度を飛んでいます。

高度の制限はあるのか

 パラグライダーで高く上がった話をすると、よく言われるのは
「どこでも高く上がってもいいの?ルールとかないの?」
と聞かれることがあります。
 パラグライダーはどこでも飛んでいいわけではなく、飛行エリアの制限があります。飛行場の近くをフライトするのは法律で制限されていますし、離れていても高度制限があるエリアもあります。空を飛ぶのは航空機が圧倒的に多いですし、接触などしたら大惨事になります。あと、他の記事でも触れますが、雲がある場合はその下(雲底:うんてい)までが限界です。

 パラグライダーを始めたばかりの時はトップアウトもできず、重力に負けてランディング(着陸)を余儀なくされるのですが、ソアリングのスキルが上がると高くまで上がることができるようになります。そして、高く上がるようになると、次は遠くへ飛ぶことにトライする様になるのですが、それはまた別の機会に。

まだまだパラグライダーな日々は続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?