見出し画像

パンツは買わずに自分で作ろう!

先日のエントリーでも少し触れた師匠のパンツの話を掘り下げようと思います。

自分がマスクだけではなくコスチューム製作の世界に興味を持ったきっかけがパンツ製作でした。

『どんなパンツ履いてるの?』
「トランクスです。」

ちょいと間違えばいろいろ問題な問答。
でもこれが全ての始まり。

『ウエスト何センチ?』
この質問から型紙を取り出し生地を裁断しロックミシンへ。

わずか10分ちょい。

あれよあれよと言う間にボクサーパンツが仕上がりました。
『トイレ行って履き替えてきてごらん』
ある意味キツネにつままれたような感覚でトイレに行き履き替えた瞬間衝撃が走りました!

なんだこの気持ちいい感覚は!!
まるで履いてないかのような履き心地!

当時はメンズのパンツも今のように沢山の種類があったわけではなく、ボクサーパンツも決して主流ではなかった時代。
『Cal〇in 〇leinのパンツはゴムが固くてさ』
『街のパンツ屋やりたいんだよ』
『親戚からも「裕さんパンツあと〇枚お願い」って大好評でドンツク作ってるんだ』
『パッとその人見ただけでウエスト○センチねって型紙ツーっと作ったらカッコいいべ』『◎●○▲▽▼◇◎●~~~~』
.........
パンツ1つで話題が尽きず盛り上がるだけ盛り上がりました。

履いてみないと語れない事。
履いてみてはじめてわかる感覚。

今はいろんなメーカーがいろんなパンツ出してるのでまたお話は違ってしまうのかもしれませんね。

でも自分にとってはあの衝撃が凄かった。

あれから20年....。

自分のパンツは自分で作って履いています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?