根性や努力ではなく、ついついやってしまう環境

毎日やる習慣をつくると、いい。やっぱり、ときどきやるより、定期的にやったほうが伸びる。日々の習慣になると強力だ。

毎日やると決めて、どうにかこうにか毎日やってみること。
そうすると10目あたりから「ここまで毎日やってるんだから、やらねば、もったいない」という気持ちが働いて、ついついやってしまう。

そして「毎日やる」ことは、ちょっとしたことにすること。
どうしても最初は、はりきってしまう。はりきった初日の分量で続けようとすると無理がくる。だから、ほんのちょっとしたこと、に設定する。もしくは分量は最初の1週間ぐらいは調整期間のつもりで可変にする。

やった後は、記録を残すこと。カレンダーにシールを貼るだけでもいい。インスタにやったときの写真を残すでもいい。可視化すること。それだけで、モチベーションの持続具合がぜんぜん変わってくる。 #日々ちょっと でツイートするのもいい。

さらに1ヶ月続いたら、ご褒美を設定しておくこと。

と、同時に1日さぼっても、「それはなかったことに」できるずうずうしさも必要。そうじゃないと、1回できない日が生じると心が折れて頓挫してしまう。「翌日に倍やったらやったことにする」「週に1回はさぼってもいい」等、自分勝手な独自ルールをつくるといい(このあたりも、最初の1ヶ月ぐらいで調整するといい)。

同じタイプの目標を持っている人と、定期的に会えるようにしていると、なおよい。隔週とか、月に一回。「やってる?」と確認しなくても、雑談するだけでいい。「やりつづけている」人と会うというかすかなプレッシャーは、自分が日々やるモチベーションへとつながる。(「編集・ライター養成講座 即戦力コース 米光クラス」で、いちばん威力があるのは、「編集ライターをやりたいと思ってる人が定期的に会う」ということじゃないかとすら思う)

何かを持続するには「ついついやってしまう環境」を作るべきだ。これを作らずして、根性とか決意だけでやろうとすると、続かない。

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