「表現道場@デジタル」をはじめる

表現道場@デジタル」がはじまるよー。(なんかユーザー承認待ちになっててトップページがまだ公開できておりません。もうしばしお待ちをー)

2005年、西武池袋コミュニティカレッジでスタートして、現在もタイトルを変えながら続いている「表現道場」。
そして、宣伝会議「編集ライター養成講座 米光クラス」も、現在シーズン10で、ほぼ10年目。
この2つの講座を続け、立命館大学、現在はデジタルハリウッド大学教授である米光一成が、道場主である。

講座には、遠方からの参加も多く、北海道や香川から通ってきてくれる人もいる(受講料よりも交通費のほうが高い!)。
参加したいが遠方なので難しいという声も聞く。

そこで、ネット上で「表現道場」をはじめる。
講座というよりも道場だ。
みんなが切磋琢磨する場として機能する場だ。

厳しい道場ではなく気楽な道場になる。
でも、たゆまずに、日々、表現のことを考えるエンジンのひとつになるといいと考えている。
孤独にやっていると、ついついさぼっちゃう。
5日さぼると、エンジンかけるのに1日かかっちゃう。
なんか後戻りしちゃう。
そうならないために、日々、錆びつかないように軽くでもいいのでブルンブルン表現のエンジンを回す。
いろんなお題を出して、みんなでワイワイやってるイメージ。
ネット上でちょくちょく集まって、みんなで表現に関することを共有する。
表現の道の場だ。

どういうふうにやっていくかは、じょじょに明らかになる。
というよりも、道場なので、参加者とともに場が形成されることになる。
どういうふうにやるかを提示するが、どんどん参加した人の意見をもとに変わっていく、変わりながら定まっていくイメージだ。

現在予定している「表現道場@デジタル」の活動を列挙する。

「表現力を鍛える」

表現力を鍛える方法論を書いていく。質疑応答を交えながら進めよう。
米光一成が書いた著作『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―“企画の魔眼”を手に入れよう』の2冊、表現道場のワークショップなどをベースに、さらにバージョンアップして、よりわかりやすく楽しく表現するためのノウハウをまとめていく連載だ。

「表現力を鍛える」トレーニング

「表現を鍛える」トレーニング課題を出す。単なるインプットだけでは終わらせず、手と頭を動かし、表現していく課題だ。
課題に対して打ち返す。それをシェアして、次の表現へとつなげていく。インタラクティブなスタイルで進行していく。

制作コメンタリー

米光が書いた原稿や、行ったイベントや、作ったゲームなど、表現に関するものごとについて、制作過程や制作意図などを暴露していく。実際の現場や作品をサンプルにして表現方法論を具体的に展開していくものだ。といいつつ、映画のオーディオコメンタリーが好きなので、そういう感じの気楽な読み物にもなるといいなと考えている。

新プロジェクト

参加者がたちあげるプロジェクトをいくつか進めたいと思っている。「こういうことやってみたい」と考えている人、ぼんやりとしたビジョンでもOKなので相談してほしい。

その他

宣伝会議「編集ライター養成講座 米光クラス」で実施しているエキレビオーディション(エキレビの原稿を書いてもらってデビューするためのオーディション)も、ここでできたらいいなーと考えている。

道場主プロフィール

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学教授。ゲーム代表作に「ぷよぷよ」「バロック」「トレジャーハンターG」「キングオブワンズ」等のコンピュータゲーム。アナログゲーム「はぁって言うゲーム」「はっきよいゲーム」「想像と言葉」等も。池袋コミュニティカレッジ「表現道場」、宣伝会議編集ライター養成講座米光クラスなどの講師もつとめる。「表現道場@デジタル」をスタートした。



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