プチ専門でコミュニティをひろげる

講座修了生の活躍を紹介するその3。

編集ライター養成講座上級コース、コース名あらため即戦力コースのシーズン9が来年2018年からスタート。
そこで、修了生に「いまどういう活動しているか教えてー」とお願いして書いてもらいました。

今回紹介するのは、シーズン8 寺島伶菜さんです。京都から講座に通っていた大学生。講座には、社会人だけではなく学生もまざっています。
講座では、それぞれ書きたいテーマを決めてもらいます。テーマのプチ専門家になってもらうために、プチ専門テーマに関する本をたくさん読んだり、調査したり、現場に行ったり、オフ会をしたり、コミュニティを作ったり。
あれこれやって、「このテーマなら一番くわしい」という人になってもらうのが目標です。
そうすることによって、より「このテーマならこの人に仕事を頼むしかないな」と思ってもらえるからです。

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シーズン8受講生の寺島伶菜です。京都の大学に通う学生です。

私のプチ専門は「京都のたまごサンド」です。市内のたまごサンドがある喫茶店、カフェ、居酒屋、パン屋を渡り歩きました。
修了後はブログ「いちめんのたまごサンド」を始めました。「コミュニティーを作ってみては?」という米光先生の言葉があったからです。たまごサンドを食べて、短い記事を書いています。どんなものを食べたかの記録として、自分の整理にもなります。

たまご協会会長の八田先生の紹介で、農産物の研究誌を刊行する出版社の方とも知り合いました。そこで卵研究の書籍販売の手伝いもしました。来秋開催される「国際たまごシンポジウム」にも参加する予定です。講座後もプチ専門を武器に、様々な業種の人と会うことができました。

先日、これなら語れる!自分の強みがあってよかった、という出来事がありました。某出版社の1日インターンシップの時です。グループワークで、書籍の企画を1時間半で考える機会がありました。
私は迷わずたまごサンドの雑誌を作りたい、と次々に魅力を話しました。その熱意に周りも、それでいこう、と一致しました。短時間なのに燃えました。今まで作りたいと思っていた考えが爆発しました。

これから就活が始まります。書くと編集が両方できる仕事がしたいです。米光講座で出会った人たちを参考に、自分がやりたい職を見つけたいと思います。

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