自分には関係ないと思っている人に読んでほしい「うつ」のこと

「自分にはうつは関係ない」

そう思っている人は多いと思います。しかしそれは間違いだと先に言っておきます。想像できない人もいるかもしれませんが、うつは意外なほど我々に身近な病気なのです。

かつて私自身もうつとは無縁だと思っていました。「うつ」という得体の知れない対象に、本当にそんな病気が存在するのだろうかと、疑いの目で見ていました。

正直に白状します。

以前の私は、うつとは単にやる気のない人だと思っていました。そんな病気は本当はこの世に存在せず、自分がうつだと言っている人達は、面倒くさいことはやりたくない、できるだけ楽したい、できることならサボりたいと考えているダメな人達なのだと。

しかしその考えは完全に誤りだと後に理解しました。

会社を経営している中でうつになった社員もいました。私の経営している株式会社アクシアは、今でこそ残業ゼロのホワイト企業として評価していただいていますが、かつては残業まみれのとんでもないブラック企業だったので。

ブラック企業がホワイト企業に生まれ変われば、その会社でうつになる人がいなくなるかというと、そんなことはありません。うつになる原因は複雑で、会社や仕事だけが原因になるとは限らないからです。

過去にうつだった人を採用したこともあります。人にもよりますが、そういう人の中には何かちょっとしたことをきっかけにして、うつが再発することもあります。

このように多くのうつの人とこれまで接してきました。そして今から約2年程前。今度は私自身がうつになりました。それまでうつという病気を心の底では信じていなくて、単にやる気のない人間だと思っていましたが、自分自身がうつになってしまっては信じるしかありませんでした。

このnoteは、自分がうつになることなんて絶対ないと思っている人や、以前の私のようにうつは病気ではなくやる気のない人間だと思っている人に、特に読んでもらいたいと思って書くことにしました。

特に上司、経営者の立場にいる人は、うつという病気はどんなものであるかについて十分知っておく必要があります。無知であるがゆえに取り返しのつかないことをしてしまわないとも言い切れません。

以前からいつか「うつ」についてブログで書こうと思っていましたが、どうしても怖くて書くことができませんでした。いざこのことを書こうとして、今も手を震わせながら文章を書いています。

普段私が書いているブログではなく、変な人に絡まれたくない内容なので有料のnoteという形でこの記事を書くことにしました。どうかご理解いただければ幸いです。

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自分には関係ないと思っている人に読んでほしい「うつ」のこと

米村歩

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米村歩

株式会社アクシア代表取締役。2012年から残業ゼロのIT企業。 https://axia.co.jp/blog

就活

コメント1件

前に、会社の講習会である先生が話していたことの一つに、「とにかくだまって相手の話を聞く」というのがありました。相手の心に寄り添い、受け入れることで、楽になるのだと思います。よいお仲間がそばにいてとてもよかったですね。代表取締役って、メンタル強いからできると思っていましたが、やっぱりうつって、誰にでもなる可能性があるんですね。あらためて思いました。貴重なお話ありがとうございました。
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