2007年も既に7月。今年はいつもの年に比べて、進むのが特に早い気がする。進路に関する決断をして以来、時間の数え方が変った。

“仕事をやめてから○○年”だったのが“学生生活もあと○○日”って感じで、カウントダウン的な数え方になった。論文提出までを考えると、学生としての自分は実質あと、半年になる。長～い長～い学生生活がいよいよカウントダウンを始めた。

　感慨深い。これまで自分は何を学んできたのか。どんな人と出会ってきたのか。何を感じてきたのか。広がった視野、出会いと別れ、いろんな感情、すべてが自分の中でぐるぐる、ぐちゃぐちゃ目まぐるしく駆け回ってきた。今からの半年はそれを一つに形にしていきたい。

　今の生活は論文が中心です。他人が見たらかなりつまらなそうな生活(笑)修士になって、これまでの論文にあわせて研究をするというやり方から、自分の抱えるいくつかの研究の中から、エキスを抽出して論文を書くというやり方は、手間もかかるし、実際、論文がどういうふうにまとまっていくのか、今も具体的なイメージが持てない。同時に2方向に研究を進めているようで、不安も多い。

　でも、それでいいのだと信じている。できることをするというより、できるかできないかのギリギリのラインを狙う。そういうやり方。

　あと半年は自分のすべてを論文にかけたいという気持ちが強い。それはただ、勉強したことをまとめたいというより、仕事を辞めてから、学問に限らず、これまで自分の中で起こったすべてのことを自分がどう消化した、消化しようとしているのか、それを論文にのせたいと思ってる。

　すごく大げさだけど、本当にそんな気持ち。別に論文に人生とは…なんて書かないけど、それなりに回り道してきてた、たくさんの想いがある。修士になってからは、正直、いろんな面で自信を無くすことが多い時期だった。

　だけど、もう充分です(笑)今の自分を認めてあげます。いろいろ、よくやってきました(笑)いろんなネガティブな気持ちがあるけど、今はそれを一旦、外に置いといて、自分はできるんだってことで、あと半年は自信をもってやっていきたい(笑)ほんとはできてるんだとは思うんだけど、自分ではいつまでたっても信じられません(笑)誰かと比べてではなく、これまでの自分を上回りたいし、上回らなきゃ意味がない。誰かが褒めてくれても意味がない。

　というわけで、残り半年、すべてを一つにしていきます。

という決意表明になりました(笑)