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【コンテンツプランナーのオススメ其の二】「秩父系アニメ」

先日、ロケで初めて埼玉県の秩父市へ行きました。
秩父と言えば「あの花」「ここさけ」というくらい、ヒットアニメの影響は大きく、観光情報館では10年近く経った今も「あの花」コーナーがあり、「あの花」バスも運行していました。
あいにく聖地巡礼をする時間はなかったのですが、実際に秩父を感じてみて、秩父系アニメはここでしか生まれなかっただろうなと、帰りの特急を待ちながら改めて余韻にひたっていました。

秩父系アニメの魅力とは

「あの花」「ここさけ」どちらも感動して何度か見ましたが、その魅力は都会では味わえない素朴さにあると思います。決して派手な山谷のある展開ではないのですが、見終わった後にしっとり余韻が残り、青春時代を思い出しノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
秩父という自然豊かだけど遠すぎない場所が、親近感のある世界観を生みだしているのではないでしょうか。
何もない埼玉、行きづらい秩父、そんな逆境の中で、秩父生まれの原作者の想いが詰まった作品だからこそ、ここまで多くの人の心を動かしたのでしょう。
そして、コンテンツを通じて多くの人が秩父に訪れて地元も賑わう。多くの人が幸せになれるからこそ、こういったご当地コンテンツが大好きなのかも知れません。

秘密基地の仲間とすれ違い、大人になって再開する。
こういったシチュエーションって日本人特有かと思ったのですが、
万国共通の感動作品みたいですね。まだの方はぜひ!!



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