26日、午前9時ごろ、東京都新宿区で「張り込み中の同僚が刺された」と捜査一課の刑事から電話があった。

  警官が駆けつけると、警視庁生活安全課保安第一係勤務の鈴木和高(すずき・かずたか)巡査(28)が腹部を刺されていた。

  鈴木巡査は病院に運ばれたが、全治５ヶ月の重傷。

  警視庁の話によると、鈴木巡査は違法風俗店店員の女性(24)を張り込んでいたが、途中で鈴木巡査から電話で「張り込みに気付かれ、刺された。救急車を呼んでくれ」と連絡があった。

  新宿中央署はこの女性の犯行と見て、殺人未遂事件として調べを進めている。