（中学生向け極意塾：今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。）

「急がず休まず」
私がこの言葉に初めて接したのは、中学時代の初めの頃だったように思う。

私は、何度もこの言葉を思い出した。

そして67歳となった今思い返すに、この心の持ちようは強力だ。

急がず休まずとは、氣を切らさないことだ。

挫折しても、失敗しても、酷い目に遭っても、少しも達成感が無くても、それでも休まず続ける。

こういう相手が最も手強い。

時には急いでもよいと思う。
しかし、急ぐことは長続きしない。
急いだがために「休まず」が消えてしまってはいけない。

絶対に成功したいことについては、ともかく「急がず休まず」をモットーにしなさい。

そうすれば必ず行き着きたいところに行き着く。

あ、これは登山の常識でもあるのだそうだ。
もっとも、登山の場合は、急がず休み休みだが（笑）。

と言うよりも、休憩も山登りの一部なんだそうだ。
休憩は取っても山登りはやめていないからネ。

何事にもこれは極意だ。
私は君に早くこれを実感して欲しいと思う。