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時間を活かす極意:ひと息タイム理論(1)

【時間を有意義に過ごす】

No.249の投稿で、「独りでいる時間を有意義に過ごす極意:ゴールタイム+クロックタイム+ガッツポーズ理論」を紹介しました。

ゴールタイムとは、ひとまとまりの作業を最後までやってしまう時間の使い方。

クロックタイムとは、一定の時間が来たら即座に中断し次の活動に移る時間の使い方。

これを組み合わせて活動し、その都度ガッツポーズをとれば、有意義な時間の過ごし方ができますよという内容でした。

【ひと息タイムという時間の使い方】

私は極意塾塾頭、すなわち、塾長という先生ではなくて、技を受験検証する塾生の立場に身を置く者です(汗)。

先生ではなくて、学級委員長みたいな立場ですね(笑)。

それで、この時間の使い方について、ゴールタイム、クロックタイム、ともに数多く実験してきました。

そして氣が付いたことがあります。

それは、もうひとつ、「ひと息タイム」というべき時間の使い方がとてもいいんじゃないですか、ということです。

ひと息タイムとは、作業で区切るのでも、時間で区切るのでもなく、その時の自分の氣持ちで区切るやり方です。

【集中が切れるまでやる、切れたらやめる】

例えば、私は今大活字文庫の『鬼平犯科帳』を読み進めています。

とても面白くて、すでに第12巻(全体の半分)まで読み終えてしまいました(笑)。

この『鬼平犯科帳』の読み方ですが。自然と、「この巻の終わりまで読もう」(ゴールタイム)、「9時までは読もう」(クロックタイム)、そして「読みたいだけ読もう」(ひと息タイム)と、3種類の時間の使い方をしているのに氣が付きました(笑)。

そして、今の私の生活では、読みたいだけ読む、すなわち「ひと息タイム」が性に合っています。

その場その時の体調もありますし、他に急がないといけない事があったりもしますし、本に集中できるときもあれば、そうでもないときもあります。

ですから、時として、ほんの数行だけ読んでやめるときもあれば、一氣に何百ページも読んでしまうときもあります。(極意塾投稿No.260)

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