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マイナス事象をプラスに変える極意:今度やるときゃ理論(5)

【今度やるときゃ理論の威力】

マイナス事象をプラスに変えるには、「今度やるときには!」と考えればよいという話ですが、この技の威力を強烈に感じた体験があります。

具体的な話でみてみましょう。

ゴルフ‥‥こればかりはなかなか思いどおりにいきません(笑)。

タイに居たときは、日本人同士が1日中一緒にいられるイベントといえば、現実問題としてゴルフしかなかったこともあり、誘い誘われて数多くラウンドできましたので、最後は二週連続ベスグロ優勝で締めてきました(嬉)。

帰国してラウンド数が大幅に減ると、以前のスコアが嘘のようです(笑)。

【バンカーショットの大ミス】

あるラウンドで、大事なところでバンカーショットをミスしてしまいました。

それもチョロするようなひどいミスで腹立たしく思いましたが、そこで「これがよい!」と切り替え、「今度やるときはどうする?」と自問しました。

すると、「ああ、バンスを使ってなかった! 今度はそこをしっかり修正してやろう」と納得して切り替えました。

【修正できた快感】

そのしばらく後に、グリーンを外して難しいバンカーショットが残りました。

バンカーのアゴは目の高さほどあり、ピンまでは20ヤード近くありました。

今度はバンスを使うことを意識してゆったり振り切ったら、全身に思いどおりの動きができた快感が広がりました。

ボールは思い描いたとおりにフワッと上がり、イメージどおりの位置に落ちました。

この時点で、凡ミスを「これがよい!」と切り替え、「今度やるときゃ理論」でしっかり修正できたことに大満足でした。

【生涯最高のバンカーショット】

ところが、ボールは本当にイメージしたとおりにフックラインを転がり続け、なんとそのまま入ってしまったのでした。

驚きのチップイン・バーディーという結果でした。

「生涯最高のバンカーショットだな!」と思ったものですが、今でもその時の氣持ち良さを覚えています。

いつもなら「何年やってんだか!」とか「こんなミスしててどうすんの!」とかとフラストレーションが高まるところを、「これがよい!」+「今度やるときゃ」の二つの理論ですぐに好結果に繋げられたのでした。

こんな調子ならそろそろ往年のスコア、いや自己ベストが出てもよいのでは!と思うのですが‥‥(笑)。(極意塾投稿No.196)

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