⚠タイトルで分かる通り今回の話は全体的に汚いです⚠
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去る2月9日は私の数十回目の誕生日でありました。
Twitterでも多くの方に祝っていただきまして、ありがとうございました。

さて、数十回も誕生日をしていると困るのが、誕生日にプレゼントの品選びです。特に自分から自分に送る誕生日プレゼントのネタも尽きてきました。
服にも車にもコスメにもハンドバッグ宝石その他にも興味がなく、
多忙さゆえに、旅行ツアーをプレゼントされても結局行けない私にとって
誕生日プレゼント選び、というのはなかなかに至難の業なのです。

そんな時、ふと以前にデパ地下のおねえさんに言われた
「お祝いのプレゼントは、日頃なら買えないけど、この機会に思い切って買ってみようと思えるモノを選ぶといい」という言葉を思い出して、
一念発起して買ったのが、こちらです。

私とケツ毛

何故誕生日にそんなケツ毛の処理を…と思われる向きもあるかもしれませんが、私は実は2つの難病を患っておりまして、それが『ベーチェット病』という免疫疾患と『痔瘻』というお尻の病気になります。

これら疾病の主な症状として、ベーチェットの方はキンタマに穴(潰瘍)ができて膿が出て、痔瘻の方は肛門周囲に穴が空いて膿などが出る、というものがありまして、私の病状にとって、これらの下半身周りの清潔さの維持、メンテ・ケアは死活問題なのです。
しかし残念なことに私のケツ毛というのは、これら下半身の清潔を維持するにはいささか難のある質・量を誇っておりまして、例えて言うならば愛らしいタンポポの綿毛というよりは、びっしりと生えに生えた辺り一面の海藻、という趣です。

実際に、痔瘻の排膿オペをした際にも、看護師さんに患部を見せた際に
「あー……ちょっとまずは、剃りましょうか…」となり、一通りやっていただいて泡を落とした後に、再度「あー……ちょっともう少し、剃りますね…」と言われて、排膿オペよりも毛を剃ってる時間の方が長かったんじゃねえのかなと思う程度には毛の質が堅固で量も多いわけです。

そして、折しもここ数日の天気の寒さも影響して、今このnoteを書いているさなかもすこぶる体調が悪く、おﾀﾏｷﾝにも潰瘍が出来かけている程度には病状も悪化の兆しを見せていました。もう一刻の猶予もない、そう考えて私は誕生にプレゼントに、この『ケツ毛ジョリー』を購入したわけです。

ケツ毛ジョリー、その真価

正直なところ、私はこの『ケツ毛ジョリー』には大して期待はしていませんでした。名前からしてふざけてますし、価格も1000円台、ということで、まあまあちょっと試してみて、話のネタくらいになればいいか…くらいの感覚だったのです。
しかしです。届いた日の夜、試しに風呂場で使ってみてビビりました。
めちゃめちゃ剃れるのです。

一回ぞりり、と擦るだけで、ワッサリというかドッサリというか、
あれだけ病院で看護師さんを困らせていたケツ毛がいい具合に減るのです。
※個人の感想であり、また、各個人のケツの毛量・毛質にもよるため誰でもドッサリ剃れることは保証しません

私は一人深夜の風呂場で「おおー！」と感動の声を上げました。

しかし、鏡ごしにケツ周囲を見てみるとまだまだ毛は残っています。私は改めて、自分のケツに巣食う毛の量に驚くとともに、そもそもケツの生えてる毛の範囲の広さにも驚きました。

結局1時間ほどを掛けて、目に見える範囲のケツ毛と、さらにはそのままケツの下から蟻の塔渡りを経て、タマキンの裏側に至るまで、モシャモシャしている部位を気の済むまで剃り尽くしてやりました。
お陰で、当初は「体調不良のせいで、タマキンに陰部潰瘍が1,2個できたな」と思っていたのが、毛に隠れて見つからなかったものを含め「4,5個もできている」という新たな発見もできました。
noteを書いてる場合ではありません。

ふざけた商品名だけど結構考えられてるっぽい

ケツ毛ジョリー、名前に反して結構な成果を上げてくれました。

公式？らしきサイトでも書かれていましたが、フザケている名前に反して、持ち手を長くすることで毛を剃りやすくしていたり、

普通のひげそりやカミソリと違って、刃の部分よりも前に本体のプラスチックが出っ張っているため、直接肌に刃があたることもなく、はみ出た長い毛だけを剃ってくれるという優れものでした。

あまり商品の宣伝ばかりしていると、noteの規約的に引っかかる気もするのでこのあたりで終わりにしますが、ともかくケツ毛、そしてタマキンに疾病を持つ人間にとっては「久々に買ってよかった」商品だったと思います。
もちろん、全面的にツルッツルに剃り切ったり、あるいは後から二度と生えてこないようにするには、脱毛器や脱毛サロンに通った方が良いのかもしれませんが、『とりあえずケツ毛を減らしたい』『もじゃもじゃしててヤダ』という方にとっては、手軽さという点でオススメです。

※ただし私の場合は、初回ということもあって剃った毛量が多すぎたために風呂場の排水溝にケツ毛が詰まってしまい水が流れなくなって、慌てて手でほじり出す必要に迫られたため、使用方法と頻度については要検討です。

※あとは、このnoteを書いているのは剃毛した翌日なのですが、勢いよく剃りすぎたせいで若干ケツ周りとタマ周りがチクチクするので、このあたりも何かしらの対応が必要かと思われました。

もしケツ毛でお悩みの方がおられましたら、試してみるのも良いかと思います。4.5Pでした。