本日の営業バカの話
noteってこういう為に使うもんじゃないと思うんだが
140字以上書きたい時に書ける場所を今の所
ココしか知らないので、ココに書いてみむとてするなり。
本noteはこのツイートの続きの話なので
まだツイートをご覧になっていない方がいたら
先にコチラを読んでいただきたい。
https://twitter.com/yontengoP/status/1103918327691264004
さて、まあともかく今日も仕事をしてたら
昼時に営業電話が掛かってきたのである。
例によってネット回線を新しくしましょうよ、ネエそうしましょうよ
悪いようにはしないから…♥というような話であった。
前提として弊社はとあるビルの一部屋をテナントとして借りており、
社内のネットワーク、プロバイダーその他は全てこのビル全体で管理されている。正直ネットワークのスピードとかWifiの繋がりにくさに不満が無いわけではないが、かといってビル全体総力を上げて管理会社に陳情するほどのことでもないので現在に至るまで同じ会社を使っている。
ただ残念なことに、今回電話をかけて来た、来やがった、来くさったウスラボケに関してはそんなこととはつゆ知らず、
「ずいぶん長い間同じ回線をお使いなんですねえ~」などと営業をかましてきたのであった。では、以下本題。
バカ、電話をかけてくる
営業「…というわけでして、弊社は今春の特別サービスと題しまして、回線お切り替えプランをご提案してるんですよぅ」
ワイ「はあそうなんですか」
営業「いかがですかこの機会に!逃す手はないかと思いますが!」
ワイ「あー、いや、すいません。実は弊社、テナントに入ってまして、
ビル全体で回線は一社さんのを使ってるんで、ちょっとウチの都合で御社に回線変えるとかってのは、難しいんですよねえ」
この時点で僕の目論見としては「あー、そうなんですねえ」
では仕方ないですね、またの機会に…と営業もクロージングに入るものと思っていた。絶対に回線が切り替えられない相手に、長々とトークをするほど暇ではあるまい、そう思ってたのである。
営業「あ、それでしたら、一旦担当の方に変わっていただけますか?」
なにそれどういうロジック?
✕ ✕ ✕ ✕ ✕ ✕
何だ、担当が変われば弊社のビル回線のルールも変わるとかそういう理解か?あるいは俺では話にならぬと別のやつを出せと暗に要求してきたのか。だが残念だがこの手の話を引き受けるのは弊社では僕の役目なので
「すみませんが私が担当なんですよ?」とお返しした。
営業「あー…そうなんですねえ…(困ったな…(小声)」
失 礼 か 💢
この時点で既にだいぶ「マジかこいつ」とウキウキしていた。
契約しようとしてる相手の担当者捕まえて、
「お前じゃ話にならねーわ、チェンジ!」って派遣型風俗でも許されんぞ
ともかく居住まいを正して、再度「なのでお話でしたらワタクシが謹んでお伺いしますので」とお返しした。既に100歩くらい譲歩している。営業される側が!!!
バカ、引越を勧めてくる
営業「あー、じゃあ今の御社のビルは、全体で同じ会社さん使ってるんで、
御社だけを業者変える、っていうのは難しいんですね」
ワイ「そうですねえ、申し訳ないんですが」(特に何も申し訳なくねえけどな!)
営業「あ、でしたらなんですけど。
仮に、引越してみるってのはどうですかね?」
ワイ「仮に、引越して、みる?????????????????」
何言ってんだコイツ🤔
ワイ「仮に…と申しますと?」
営業「いや、弊社の回線は実にお得となっておりまして、
これご利用いただけるとですね、例えば回線使える建物等にお引越しいただいても、すぐに元が取れてしまうんですよ!!」
いやバカおめえ今いるビル出るのにもカネ掛かるし今の得意先との距離とか都内に出るときの交通網とか社員の住まいとの距離とかその他諸々考えて今の立地に選んだっつってんのに何軽々しく「元が取れる」とか言っちゃってそもそもお前ウチの売上とか含めて数字とか調べたうえで「元が取れる」とか言ってんの大丈夫なのその辺お前💢💢💢💢💢💢💢💢💢
的なことを思いつつ、冷静に
ワイ「今おっしゃった…元が取れる、というのは弊社の何か経営的な数字ですとか、IR情報を見た上で仰ってるんでしょうか…?」と尋ねてみた。
営業「あ、エーアール?とかはちょっと知らないですけど、
まあでも、本当にお得になるので!!!!!!!!」
世の中には話しかけても
一切会話が成り立たない相手というのがいるのである。
ファミコン時代のドラクエの村人でももう少しマシだったと思う。
バカ、弁当箱を探す
バカはココで唐突に話を変えてきた。
「そうしたら、ちょっと確認してほしいんですが、
御社は実は既に弊社と契約しておりましてですね」
おっ初耳だ。誰と契約したんだ。
「なので、そちらの契約内容をご確認させていただければお話がスムーズかと思いますので、ちょっと確認していただいてよろしいですか」
何故お前の方で確認しないで
「ちょっとオイ、ひとっ走り見てきてくれよ」と
客に使いっ走りを頼むんだコイツは。
「はいはいわかりましたよー」と伝えて、しばし電話を机に置く。
その後、部屋から一歩も動かないままに
「はいもしもしー」と電話に出直す。
「もうサーバ室着かれましたかね。ではちょっと確認して欲しいんですが、
サーバ室に、お弁当箱があると思うんですよ」
当ビルのサーバ室は繰り返すように全館共有サーバ室なので
これまで一切入ったことはないのだが
普通サーバ室に弁当箱なんか置いてないだろう
というかサーバ室でメシを食うな💢
いや、意地悪しなければ
「お弁当箱(のようなもの=ルータ)」のことだろうが、
何しろ相手はバカである。
本気で僕にサーバ室で弁当箱を探させたがっている可能性もある。
「お弁当箱ですか…?いやちょっと、置いてないみたいで…」と伝えて
「あ、お弁当箱みたいな形の機械です!」と訂正するチャンスをあげてみたのだが、返ってきたのは
「いや多分あると思いますよお!!(元気よく)」
「あの、お弁当箱、黒と白で、ピカピカ光ってるやつです!!!」
黒と白のまだら模様でピカピカ光ってるとは、どんな弁当箱だ。
バカは情報伝達にも大変な齟齬をもたらすのだった。
「でぇ!お弁当箱があったらぁ…読み上げてください!!!(元気よく)」
狂気の情報不足である。
彼は常日頃、会社できちんとコミュニケーションできてるのだろうか。
上司とかにも「客から電話があったらあ!!読み上げてください!!」
とか言ってないだろうか。ヒヤヒヤする。
あるいは会社全体がそういうコミュニケーションで構成されてるのだろうか。ゾワゾワする。
「えっあの…何を読み上げるんですか」
「お弁当箱ですよ!!!!」
「お弁当箱を読み上げるんですか?」
「お弁当箱の中を読み上げます!!!大丈夫なんで!!!!」
何が大丈夫なんだ
お前の日本語力に関しては全く大丈夫でないぞ。
ともかく、徐々に僕の頭までおかしくなってきそうだったので、
サーバ室については「申し訳ないが僕じゃ触れない棚の中にあるみたいなので読み上げるのは難しい」と返して、バカを静かにさせた。
<あまりに長くなったので、次回に続く>
https://note.com/yontengop/n/n156dc79d9441
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