最近読んだ本 〜トランプの黒幕〜

どんなの興味持ってるかということで最近読んだ本でも書いておこうかと。

渡瀬裕哉さんのトランプ大統領関係の二冊 

トランプの黒幕とトランプ再選のシナリオ

福島香織さんの中国の内情に関する本 

孔子を捨てた国 権力闘争がわかれば中国がわかる

あんまり書くときりがないのでとりあえずこの四冊で。

今回はトランプ本の方について書いてきます

トランプの黒幕という本でアメリカの選挙事情とトランプがいかにして当選したのか、中でも共和党保守派という存在が大きなテーマです。中林美恵子さんのトランプ大統領とアメリカ議会という本も合わせて読むと細かいとこまで知れます。隠れトランプとメディアで散々連呼されていましたがこの点が嘘ということが一刀両断されているのも読みどころです。この本を通して個人的に印象に残ったのはシンクタンクといった存在です。日本にもシンクタンクはありますが渡瀬さん曰く日本のシンクタンクは霞が関のお抱え的要素が強いと喝破されていました笑 対してアメリカのシンクタンクは政権内に人材を送り込むことで政策を実行するようにしているそうです。日本の場合、与党である自民党はシンクタンクはないといっていいでしょう。事実上のシンクタンクが霞が関になってしまっています。事実、自民党は部会といったもので官僚に教えてもらっているといったことになっています。これでは改革などできるわけもなく官僚の思い通りになってしまいます。

シンクタンクという存在を日本にも真の意味で作らないとダメだなと思いました。



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