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会社の強みと自分の強みと、領域と

何事も一概に言えないですが、これは特に一概に言えないテーマとわかってnoteします。

社内起業、新規事業提案制度で最初にすることはアイデアの提出ですが、このときに会社と自分がごっちゃになっている、もしくは会社と自分を完全に切り離していると、何発提案しても採択されない、事業化されない状態になります。

この課題を払拭するために重要なのが、「会社の強み」と「自分の強み」を分解したうえで、整理する、という視点です。

日頃、会社の強み、は実感していると思いますが、「会社を離れた自分の強みはなのか?」ということはおざなりになっていないでしょうか。ここでいう自分の強み、とは

「明日、予算ゼロ・業務時間ゼロになっても、独力や自費でサービスを維持・成長させられる事業領域」

ではないかな、と。


そのうえで、社内起業で考えるのは「この会社ですべき事業か」且つ「本業(既存事業)が手を出さなさそうか」且つ「自分たちなら立ち上げられるか」これがミートする領域だと、推進に社内的な障壁もなく、また困ったときに手を差し伸べてくれる人(部署)が出てきてくれます。

そのことを図式化したのがイメージ図です。

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会社の事業領域ではあるが、会社の強みとちょっとズレていて、しかし自分(チーム)の強みではある

というAnd領域に目を向けてみてはいかがでしょうか?

私自身もそうでしたが、提案前に一緒に仕事をしたことがある第三者(他社だとなお良い)に「いやいや皆さんのすごいところココなのに、なんでこの領域を軸にしようとしているの?」と指摘をされて、ピボットしてよりシンプルな提案になり、採択→事業化、というステップを進められました。


わたしの場合をすごくザックリ書くと以下です。

最初の最初の思いつきは、
IoT開発ですごく苦労したのでIoTゲートウェイとプラットフォーム

「いやいやあんたら二人の凄いところってUI/UXでしょ、それにハードはすぐに陳腐化しますよ」と言われる(二人でやってた)

UI/UXと言っても、、、と悩み、IoTデータに特化したアプリケーション作成ツールになる(提案前からピボットしている)

たしかに、これなら仕入れもなく、維持費もサーバーだけ、サービスはチビチビ自分たちでUpdateできる、となり、心理的にもぐっと楽になり、腰を据えて事業開発に取り組めました。(予算もさほどいらないので、ブランディングやテストマーケティングに突っ込めた)


ではまた。

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