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見渡せばサブスクリプションばっかり。

サブスクリプションブームです。

どこを見渡してもサブスクリプションばかり。この支払い方法が今の時代に合っているようです。

※「サブスクリプションとは」
サブスクリプション方式はビジネスモデルの1つ。利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

いわゆる定額課金システムで、月額料金いくらと設定して使い放題のサービスのことです。

ギガ放題や動画見放題など、1ヶ月に使うお金が決まっているほうが消費者にとっては安心して利用できます。というか、定額の方が安心して利用できると思っているユーザーが多い、からこそ流行っているのだと思います。

そんな中サブスクリプションでこのようなサービスを見つけました。

頭のいい大人達が、一生懸命知恵を出し合って付けた金額だけに、価格設定が絶妙すぎます。

定額料金で一番難しいのは、その価格設定だと思います。

例えば、このスタンプ使い放題が月額500円であれば、利用する人はかなり少ないはずです。逆に月額99円であれば、利用する人は爆発的に多くなるでしょう。

しかし、安くしすぎるとクリエーターに還元するための費用を賄うのが難しくなってきます。「この金額であれば利用者も確保しながら、クリエイターへの報酬も払うことができる上に、利益も見込める」そのように考えつくされた価格設定なのだと思います。

例えば、個人で定額サービスを出す場合(今で言うとサロンなどが流行りですが)は、価格設定は比較的つけやすいです。

なぜなら、その価格に見合う以上の価値提供は、後から付け加えることも可能だからです。少し満足度が足りないなと思えば、コンテンツを増やすことも可能です。

そのため、考えるべき点は最初の一発目の価格を見たときに、高いと思われるのか安いと思われるのか、の「価値観の見せ方」にあります。

反面、LINEなど既にユーザーが多くいる場合では、見切り発車で価格をつけることは非常に困難です。すでにクリエーターズスタンプといった提供するサービス内容が決まっているのであれば、バランスをしっかりと考える必要があります。

それでも、LINEくらい多くのユーザーがいれば、その辺の数字は簡単に統計が取れて算出できるのでしょうが、一番困るのはその間の中途半端な規模のサービス提供者です。

サブスクリプションサービスでいろんなサービスの金額設定を見てみるだけでも勉強になることがたくさんあります。

サブスクリプションの波に乗っかかって定額料金を徴収するサービスを始めてみたい人は、周りの同業他社のサービスを見ながら参考にしながら考えていくといいですね。

PS.
私もこの定額LINEスタンプサービスは買ってしまいそうです・・・


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