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スムーズに買ってもらう方法。

先日行われたサッカーコパアメリカ2019の日本代表とエクアドル代表の対戦は1対1の引き分けに終わり、日本はグループステージ敗退となりましたね。

今回のコパアメリカは試合時間が朝だったにもかかわらず、スポーツニュースやtwitterでも大きく取り上げられていて、予想していた以上の人が注目していたのではないでしょうか。

私も朝からリアルタイムで応援していた人の中の一人です。

実は今回のコパアメリカは民放の放送はなくDAZN(ダ・ゾーン)での独占配信となっていました。一部の試合ではネットで無料で見れるライブ配信がありましたが、先日のエクアドル戦では完全にDAZNのみの独占配信となっていたため、DAZNを契約していない人は見ることができない状況でした。

エクアドル戦の当日は、私も朝から予定があったので出かける準備をしながら、無料で見れるライブ配信を探していたときに、民放や他ネットでのライブ配信は一切されていないことに気づきます。

そこでようやくDAZNの独占配信でしか観戦できない事実を知ったのです。

試合時間が始まってテキスト速報で試合結果を追っかけながらも、出かける準備をしている状況でした。

しかし、「どうしてもライブ配信を見たい!」そう思った私はDAZNを契約するための行動に出たのです。

Yahooスポーツでテキスト速報が流れているそばのバナー広告にはDAZNへのページが設置されていました。「ライブ映像で見たい人」はスムーズな流れでDAZNを契約して観ることができる素晴らしい配置に設置してあります。

広告を掲載するときには、最も効果がある場所にそして欲しいと思っている人の目に付くところに置いておけば申し込みがもらえる。

だから、アフィリエイトも同じで「欲しいと思っている人のところに、欲しいと思っている商品やサービスを見てもらえるように置いておきましょう」

・・・ということを、本日のnoteで言いたいわけではないのです。


実は、結果的に私はDAZNを契約しませんでした。
というか出来なかったのです。

なぜなら、非常に申し込み方法が分かりづらい。
そして時間がかかる(かかりそうだと感じた)。

まずDAZNのページを開いてみると、通常の申し込み方法の側に「ドコモをご利用の方はこちら」と案内があります。私は現在ドコモユーザーですので、そちらで申し込んだ方がいいのかなと思わせるような表現です。

しかし、「パソコン上で申し込む方法」と「ドコモを通じて申し込む方法」だと無料期間が違ったり料金が微妙に違ったりします。

果たしてどちらの方がお得なんだろうか?と悩み考えます。

そのときパソコンから見ていたのもあって、もし仮にドコモを通じてDAZNを契約しようとすると、スマホから申し込んだ方が手順は短くて済むでしょう。

しかし、わざわざパソコンからスマホへ移動して契約する作業をイメージすると、もうパソコン上でそのまま契約してしまった方がいいのかなとも思います。

つまり、悩みが生じる。

そうこうしているうちに、試合は前半を終え後半が始まったのです。もうここまできたら、テキスト速報のままでいいかなといった気持ちになってしまいました。

なので、私が今日伝えたいのは、

「申し込み方法はシンプルに、できるだけわかりやすくすること。かつ、申し込み完了までの手順を、できるだけ少なくすることはめちゃめちゃ重要」ということです。

ショッピングサイトでは「カート落ち」という言葉があります。

ショッピングカートに商品を入れたものの、最終的に商品決済まで行かずに買わなかったことをいいます。

実は、このカート落ちの数値が非常に高い場合に、購入時の入力が面倒だったり会員登録を済ませないと購入が出来なかったりすることが原因の一つとして挙げられます。

つまり、できるだけ少ないアクションで購入完了までたどり着けるようなステップを考えて組むことが大事だと思います。そうすれば、購入意思を持ってくれた人の直前離脱を減らすことができます。

今回、この重要さを改めて身をもって体験しました。

それでは。

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