1.36歳。3回目の妊娠にいたるまで。

高齢出産で、出生前にどんな検査をどこまで受けようかなと思っているひとに、私の経験と気持ちを一例としてお伝えしたいと思います。予想していたのと違ったこと、妊娠中の気持ちを書き留めておきたくて。長くなるかと思いますが、お付き合いいただける方は読んでいただき、感想をいただけると嬉しいです。

なんでそんなに3人目ほしいの?とものすごくよく訊かれた。3人欲しいって、確かに今のご時世大変なのは重々承知だけど、そんなに不思議?って思うぐらい訊かれまくった。すでに息子と娘がいて性別的に不満ないだろうという意見も大量にいただいた。

3人兄弟だから?と思われることが多いらしいが同じ環境で育った妹は1人か2人と決めているし、私自身も3人いてよかった~!!と日々思いながら生きているわけではない。一番強く兄弟がいてよかったと思ったのは父が亡くなったときかもしれない。ひとりっこであったらそのプレッシャーと今後に対する不安や残された母への心配は何十倍にも襲い掛かってただろうと思った。

夫も結婚当初から子だくさんを希望しており(少子化対策に貢献するという広すぎる視点で)、彼自身も子育てに積極的であること、夫の勤務先はやや田舎で3人兄弟も多いらしく、3人産んだお母さん方から「3人いると社会ができて教育的にもよい」という評価を複数ききつけてきてたことも後押しになった。私たちの目指すところは、子供たちがそれぞれ多くの経験を積んで自立してくれることだから、悪くないと思った。下の娘が1歳半を超えたころから兄と妹で機嫌よく遊ぶことがぐぐっと増え(もちろん喧嘩も頻発だが)2人で遊んでいるのを見るのは、予想をはるかに超える嬉しさで何とも言えない幸福感があった。

いざ3人目を妊娠してそういう視点で世界を見渡すようになると、息子の幼稚園の同じクラスに4人兄弟のママが複数いたり、3人のママも身近に思った以上に多かった(土地柄もあると思う)。あと完全にたまたまだけど、上の子たちが通っている認可外保育園が頼りがいありすぎて、これなら何とかなるんじゃって思ったのも実は結構ある。(後述)

私は第1子から予定帝王切開だったので、今回で3回目の帝王切開となる。第1子出産後も、第2子出産後も、6か月は避妊したほうがいいけど、1年開けないといけないという根拠はないと説明してもらったし、6か月空いてなくて妊娠してしまったとしてもそれで堕ろすということはしないと言われていた。が、現実問題として、まず切腹の傷跡がつっぱらなくなり、意識せず過ごせるのに正直6か月ぐらいかかるし、育児に必死だし、体力的にも夜中に授乳で起きることからも、積極的に次の妊娠のことを考えられるのが我が家は極めてむずかしくて、年子ってすごい…と改めて感心。最短で次の出産を目指していたつもりだったが、息子と娘も丸2年空いている。この時点で35歳。しかしもう一度妊娠出産するには、体力的にもかなり限界を感じる気がして、短期集中で産んでしまいたいと強く考えるようになった。

この1年(35-36歳)でできる限り積極的に妊活してだめなら2人で行くぐらいの気持ちで挑むことにした。幸い、本当に幸いなことにとても妊娠しやすい相性か私の体質かで、3人目もあまり時間を置かず授かることができた。でも、その2か月前と4か月前に8週と5週で、流産した。8週のときは、トイレで便器に落ちた血の塊に、「あ、これが赤ちゃんだったんだ」と直感的に思ったことがあった。胎嚢だったんだと思う。その前には一度普通に想像妊娠で生理が遅れてただけってのもあった。これを長期間続けるのは本当に精神的な根気が必要だと感じ、年単位で不妊治療をしている方々を心底尊敬した。

そうこうしているうちに、6月に妊娠発覚した子が無事成長してくれて、流産の確率が1割をきる週数まで乗り切ってくれた。

そこで、年齢的に気になるので一応しっかり診てもらいたい、との軽い、35歳以上なんだから当然受けとかないとね、ぐらいの感じで担当医から紹介してもらった、関西で一番有名なKクリニックに行くことになったのだった。(続く)


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3回目の妊娠 出生前に考えたこと

36歳で第3子を妊娠。出生前診断を受ける気まんまんで挑んだところから、出産までの気持ちをかきます。 産婦人科はまったく専門外の医療関係者。
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