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「ポートフォリオは必要なのか?」美大でもなくデザインを勉強してないところからデザイナーになり、のち会社を起業して、アートディレクターになった私が考える答え。

Twitterで、気になるツイートがあった。

このツイートが色々議論を生んでいて、私がデザイナーになった経緯を思い出してみると、ポートフォリオなんてなかったなぁと思い出した。

ゆかしさんのツイートへのリプライや周りの人たちの一連のツイートを見て、私なりに思うことを書いてみようと思ってツイートしたけど、140字にまとまらなかったのでnoteにしました。

私は美大卒じゃないし、デザイナーになるためのポートフォリオ作りはしていなかった

まず私は、2019年現在、デザイナーを本職にしてから7年と1ヶ月が経つ。
美大出身でもなければ、デザイン学校的なところに行って勉強したわけでもない。千葉大学工学部の情報画像工学科というところで、プログラミングを学んでいた。(だけどプログラミングは超苦手。全然できない。。)

サークルでは冊子を作るチームにいたので、IllustratorとPhotoshopはなんとなく使える程度。大学4年の夏に、のちにクリエイティブユニット ナマケモノのパートナーとなる古屋悠と出会ってWEBデザインを始めなかったら、一生デザイナーになることはなかったと思う。
そこからアートディレクターになるまでの経緯は、長いので一旦前にインタビューしてもらった記事を貼っておくので読んでね。(今度まとめてnoteにも書きたい)

ポテンシャル採用でもデザイナーにはなれる

話を戻すと、新卒で企画職だったところからデザイナーを本業にしたのは2012年のこと。社会人1年目の終わり。社会人1年目の頃は、IT企業で企画職として週5で働きながら、夜と土日を使って、副業でWEBデザインの仕事をしていた。
でも、どうしてもデザイナーを本業にしたかったし、面白法人カヤックに憧れて私もカヤックに行って面白いことしたい!!って思ってた。だからなんで今アートディレクターになれてるかというと、社会人1年目に副業で作ってたWEBデザインをテキストエディタに箇条書きにまとめて送って、面接時にPCでサイトを見せて、話したから。
美大出身ではないしデザインを勉強もしてないし、WEBデザインはいくつかしてきたけど、綺麗にまとめたポートフォリオもなかったし、、、(ポートフォリオって何!?そんな言えるほど素敵なものつくってないし、無理!って思ってた。。)当時の私のデザインなんて今見たら本当クソみたいなクオリティだったから、完全にポテンシャル採用だったなぁと思う。
ということで、ポテンシャル採用でも、デザイナーにはなれるよ。ポテンシャル採用万歳!

どうしたらポテンシャルがあると思ってもらえるか

ポテンシャルでもデザイナーにはなれるけど、大事なのはどうしたらポテンシャルがあると思ってもらえるかかなと思う。
カヤックに入社した後に、ランチかなにかで、採用の基準は何ですか?とカヤックの採用をしていた人に聞いた話だけど、

面白法人と名のつく会社だし、つくるひとを増やすと言っているし、「面白いことをしたい」とか「クリエイターになりたい」と言って応募してくる人はかなりいるけど、「じゃあ実際に自分で何かつくっているの?」と聞くと、つくっている人は一握り。本当につくりたい!とか、デザインしたい!と思っていたら、自分で何か行動に起こしているはず。「◯◯したい」という想いだけは、誰にでも言える。自分で何かしら行動に起こしている人しか採用しない。

と言っていた。しょーもない企画でも、クソみたいなデザインでも、何の課題解決になってなかったとしても、自分がやりたいと思ってつくったものには、価値があるんだよね。
「◯◯したいんです」といって、何もしてない人がどれだけいるか。
「◯◯したい」と言って、何もしていない(もしくは考えてない)人からはポテンシャル感じないんじゃないかな。
NEWPEACEで採用面接したり何か新しいことを始めたり、転職したいという人と話をする度にこの言葉を思い出します。

ポートフォリオは必要なのか?

ポテンシャル採用はある、と振り返ってみて、あらためてポートフォリオが必要なのかっていうことを考えてみると、

当時の私は、

①ポートフォリオに載せるにはちゃんとした大きい仕事やコンペなど綺麗にまとめないといけないと思っていた ②転職の準備をきっちりしてデザイナーに転職したわけでもなく、急に転職することになって面接することになった

という理由で、「ポートフォリオ」として、実績を綺麗にまとめるということはしていなかったけど、(テキストエディタに箇条書きにしてただけ)ちゃんとしたポートフォリオはなくても、何をどういう思いでつくってきたのかは口頭で話したし、でどういう世界観のユニットなのかはわかってもらえてたのかなぁと思う。

それに今でも、アートディレクターとして仕事をしていると、新たに仕事を請けるときにクライアントから「ポートフォリオ送って!」と言われるが、個人サイトの実績ページをずっと更新できていない;;(まさかの5年更新してなかった)ので、TwitterのMomentで「デザインしました!」投稿をまとめたリンクを送ったり、それこそ箇条書きでリンクを送ったりして乗り切っている。

でも、綺麗にまとめたポートフォリオサイトがないことで、素敵な仕事が舞い降りてくる機会を逃している可能性は大いにある(笑)。営業もしてないしそれで全く仕事がないという状況にはなっていないので、ポートフォリオは必ずしもないといけないわけではない。(むしろちゃんとポートフォリオサイトにまとめたいなとずっと思っているよ)

ただ、今は当時私がデザイナーになった時と比べて、国内外問わずポートフォリオを簡単に作れるサービスがめちゃんこ増えたし、noteのおかげで作ったものやプロセス、自分の考えを上手く見せれる術がたくさんある。(それも簡単に!フォーマットのデザインもいいし!)

だからこそ、今、ごまんといるクリエイターの中に◯◯になりたい!と飛び込むのあれば、ポテンシャル含めた自分の価値を伝えるために、ポートフォリオ(形式は問わない)必要なんじゃないかなと思う。

それが私の答えです。おわり。

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最後に。

私はいま、6curryというプロジェクトをしています。私の友達枠で、6curryKITCHENにぜひ遊びに来てください!
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YOPPY

Brand Designer @6curry Art Director / Illustrator / NEWPEACE Inc. 物の形をつくるデザインだけでなく、コミュニケーション・行動・感情など、人が関わるすべてのコトをデザインしたい。

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今までつくったデザインの解説やデザイナーとしてあれこれ考えてることをまとめていきます。
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