#Tiktok

Tiktokを禁止する理由とは?

「中国企業のバイトダンスが所有するビデオ共有モバイルアプリケーションTikTokは、アメリカで1億7500万回以上、世界で10億回以上ダウンロードされたと伝えたとされる。TikTokは、ユーザーからの膨大な情報を自動的に集めている。これには、インターネットや位置データ、閲覧履歴や検索履歴他のネットワークアクティビティ情報が含まれる。このデータ収集は、中国共産党がアメリカ人の個人情報および専有情報にアクセスすることを可能にする恐れがあり、中国がアメリカ政府のスタッフや契約業者の場所を追跡し、恐喝のために個人情報の関係書類を作成し、企業スパイを実施する可能性がある。」トランプ大統領(8/6大統領令署名)

Source: Executive Order on Addressing the Threat Posed by TikTok

アメリカ「クラウド法」 vs. 中華人民共和国「国家情報法」

「クラウド法」・・・この法律は、アメリカの諜報機関がアメリカ国外に保存されている個人情報データに容易にアクセスすることを可能にしている。Eメールやインターネット上の会話、写真、ビデオ、それに企業の機密書類も含まれるのだ。そうして集められたデータはアメリカ当局の資料としてストックされ、政治的あるいは経済的にいいように利用される。

Source:【アメリカ】海外のデータの合法的使用を明確化する法律-クラウド法-

「国家情報法」・・・その第一条にあるとおり「国の情報活動を強化、保障し、国の安全と利益を守ることを目的とする」法律です。それは国家として当然のことかもしれませんが、第七条では以下のように定めています。

第七条 任何组织和公民都应当依法支持、协助和配合国家情报工作,保守所知悉的国家情报工作秘密。
国家对支持、协助和配合国家情报工作的个人和组织给予保护。
いかなる組織及び個人も、法律に従って国家の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない。国は、そのような国民、組織を保護する。

この第七条は、中国人の全て、中国のいかなる組織についても、中国の情報活動に協力すべきと義務付けているのです。こんな法律が制定されている国の国民、企業などの法人がスパイだと思われないわけがありません。

第八条 国家情报工作应当依法进行,尊重和保障人权,维护个人和组织的合法权益。
国の情報活動は、法に基づいて行い、人権を尊重及び保障し、個人および組織の合法的権益を守るものでなければならない。

「国民・組織の権利を尊重して情報活動を行うよ」とあります。これは中国の国民と組織の権益を守るという規定であって、外国人の人権、外国の法人の権益を守るという条文ではありません。

Source:中国の国家情報法

Byte Dance(字節跳動科技)とは?

創業者は、若手経営者の張一鳴(Zhang Yiming)氏(37歳)。張氏は1983年に、福建省龍岩市に生まれ。父親は同市の科学委員会の公務員で、母親は看護師である。この世代の多くの中国人がそうであるように、一人っ子として自由闊達に育ち、科学者に憧れた少年だった。

2012年の3月に立ち上げたのは、ニュースアプリ「今日頭条」(Jinri Toutiao)だった。張氏は、このサービスをカバーするため、同年12月に「字節跳動」(bytedance)を興した。「今日頭条」は中国国内で急成長していき、2018年にはアクティブユーザーが1.4億人を突破し、中国最大のニュースアプリになった。1949年の新中国建国以降、中国に君臨してきた新華社通信や、中国共産党中央委員会機関紙『人民日報』よりも影響力を持つメディアとなったのだ。バイトダンスのカルチャーから生まれたのが、「抖音」(Douyin)だった。「今日頭条」の成功を受けて、技術責任者を務める梁汝波氏が、2016年9月に子会社「北京微播視界科技」を設立。この子会社が「抖音」(Douyin)を始めた。そして2017年11月、「今日頭条」は、アメリカの音楽SNSプラットフォーム「Musical.ly」を10億ドルで買収し、「抖音」と合併させた。その後、「抖音」は、「15秒の手作り音楽+文字」という手軽さが若者たちに受けて快進撃を開始。2018年6月には、中国国内で日々のヘビーユーザーが、1.5億人を突破した。「抖音」は、海外では「TikTok」の名前で展開した。海外でも快進撃を続け、2018年7月には、全世界でユーザーが5億人を突破した。2020年3月時点で、中国国内でのユーザーが4億人を超えたという。バイトダンスによれば、中国市場と海外市場の比率は、だいたい6:4とのことなので、世界のユーザーは7億人近くに上っているものと思われる。

AIによる分析をプライバシーの提供/放棄とみなすのか?

AI時代の幕開けとともに、そしてAIが進化していくほどに、「便利」とは「プライバシーの提供/放棄」と同意になっていくということ。そして「便利」と「プライバシー」の二者択一になれば、多くの人がは「便利」を選択するようになる?だから、「プライバシーを取るられるか、取られないか」というより、「誰にとられるのか」という問題になっていく。これまではAndoroidやiOSを介して行われていたため、何も考えずにインストール、利用していたが、エシカル消費という視点が欠かせない。

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