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子どもが!!無事に生まれた!!

そんなわけで「里帰り出産にくっついて熊本行くぞ~~!」って宣言してましたけど、母子共に無事で!元気な子どもが生まれました!!!

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イェーイ!ピースピース!

そんなわけで子どもが産まれるまでのあれこれを書いておこうと思います!

まあ「お前みたいな屁こき豚に子どもが産まれたところで私には何の関係もないし!今日の日経平均のほうが大事だし!ハイスペイケメンと結婚したいし!」みたいな人も居るかと思いますけど、まあ参考程度に見て頂ければと思います!

あとは将来、自分の子どもがグレまくって釘バット片手にパンチパーマで繁華街をウロつくようになった時、まかり間違ってこのエントリに辿りついて、「ワシの親父はこんな風に心配してくれよったんか……」って反省してパンチパーマを軽い横分けに変えてくれるかもしれない。まあ備忘録的なあれという事でひとつよろしくお願いします。

【妊娠発覚から出産まで】

妊娠が発覚したのは2月の頭ぐらい。奥さんが働く会社に、頼まれた届け物をした時のことでして、半分寝ぼけながら「ウィース、来たで〜」ぐらいのテンションで到着したら奥さんがギャン泣きしながら会社から飛び出してきて「妊娠してた!」って言うもんだから「えっ、なんで泣いてるの?怖いとか不安とかそういう系?ひょっとして、これは手放しに喜んだらダメなやつ?」とか思って、ちょっと冷静に「泣いてるのは不安だから?それとも嬉しいから?それはどういう涙なの…?」って聞いてしまった。

そしたら「嬉しいからだよ!」って言われたので「おお、喜んで良いやつだ!」と思って一緒に「イェーイ!やったね~!」とかやってました。空気を読まずに変な質問をしてすいません。

その後奥さんは3月末で会社を退職し、その会社の仕事を業務委託っていう形で続けたり、僕や僕周辺の人が抱えてる仕事のうち、在宅でやれるようなやつをお願いしたりで完全リモート体制に移行。こういう、リモートワーク当たり前みたいな感じになったのはコロナ的な世の中で良かったのかもしれない。

心配してたつわりとか悪阻的なやつはそこまで重くなかったらしいのですが、いかんせん奥さんは九州の人でお酒大好き赤提灯大好き人間だったのでお酒が飲めなくなるのは可哀想で本人もその辺がつらそうでした。あと、お腹が大きくなってきてからは「サウナにも行けなくなった」と毎日絶望した顔をしておりました。そんなのどこ吹く風で毎晩元気に銭湯に出かけてゆく僕をうらめしそうに睨みつけてたような気がする。僕が飲んでるお茶に洗剤とか混ぜられてなきゃいいな。

8月いっぱいぐらいからは奥さんが抱える仕事を徐々に手放し、9月頭には奥さんの実家のある熊本に引っ越し!そんで9月いっぱいで一部を除いて奥さんの仕事はほぼ休業状態!この辺までは計画通り。

熊本に引っ越した理由として、「奥さんの実家がある!」というのがもちろん一番大きいのだけど、もうひとつの大きな理由として「産院で全国的に有名な病院が熊本にある!」というものもあります。僕の奥さんもこの病院で産まれたらしいし、そのほうがまあ安心だよね、というのもある。

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ちなみにこれが病室!ホテルかよ。しかも全部個室で謎のイミテーション暖炉とかもある。

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病院の展望レストランがこれ。熊本城が見えるしピアノの生演奏とかもあるそうです。完全に意味不明。

「こんなの絶対高いじゃん!」「特別料金とかでしょ!?」「金持ってる自慢かよ!?死ねや!」みたいなテンションになるかもしれないんですが、特別室とかじゃなく本当に普通に入院しただけで、かかる費用は出産一時金でお釣りが来るレベルです。東京にこんなのあったらえぐいぐらいに妊婦さんが殺到するだろうなぁ。

そんなわけで実家もあるし、有名な産院だし、すっかり安心して「いつ陣痛が来るかなー!早く生まれてる来るといいねーー」とかのんきな事を言いながらアカチャンホンポを巡ったり、海沿いまで海鮮を食べに行ったり、阿蘇に地鶏を食べに行ったり、「暇な間にアベンジャーズの映画を全部見よう」みたいなテンションになってディズニープラスを契約し、毎日一本ずつ見るのをノルマにしてのんびり熊本生活を送っていたのであります。

ちなみに出産までは義実家じゃなくマンスリーマンションを借りてそこに住んでおりまして、ゆらっくすには毎日(本当に毎日)元気に通いました。「臨月の奥さんほっといてサウナ通いはひどい!」みたいな論もあるかもしれませんしそのご批判に対しては真摯に受け止めさせて頂ければと思うのですが、奥さんに対して「ゆらっくすという神施設の近くに住んでるのに、毎日通わないのは熊本の人たちに対して失礼にあたる」みたいに無茶な論をブチあげたら奥さんが「たしかに」って納得してたので少なくとも我が家にとってはこれで良かったのかもしません。奥さんはそのうち誰かに騙されてツボとか買うかもしれんね。

【そして陣痛が来た】

そんな日の深夜、予定日より早くに奥さんが「お腹が痛い」と言いだしまして、「すわ!陣痛か!」「もうちょっと様子を見よう!」とかやっていたのですが痛みがだんだん強くなり、1時くらいに病院に電話してみたら「もう少し様子を見ましょう」みたいな感じのリアクション。しなしながら4時過ぎには「もう耐えられん!」となって慌てて病院に。

残念ながらコロナのアレで僕が病院に入ることは出来なかったのですが、ひとまず奥さんを病院に運んで奥さんはそのまま入院。僕は帰宅。病室は個室だし、Wi-Fiも通ってるのでテレビ電話をつなぎっぱなしにしながら「痛い~」「頑張って!」みたいなやりとりをしておりました。

しかしながらその後お産が進まず、痛みもいよいよやばい、みたいな感じで奥さんに全く余裕が無くなったのですが、奥さんの希望で無痛分娩を選択していたので麻酔を投入。それによって随分楽になったようで安心をしていたのです。

が!

突然「これから帝王切開することになったからすぐ病院に来て」と言われ、慌てて病院に行ったら(家からチャリで5分)「子どもの脈拍が高く、このままだと危ないのですぐ手術をします,」と言われ、奥さんが号泣しながら手術室に連れていかれた時は卒倒するかと思った。そのまま病室で待たされてる間は気が気じゃなかった。その間1時間くらい。

手術が終わってお医者さんが病室に戻ってきて「ご説明しますが、まず、赤ちゃんの脈拍が高く、このままだと危険だという判断から~~」みたいなやつからはじまり、手術の結果を、今現在奥さんと子どもがどうなったのか、っていう結論を、ぜんぜん言ってくれない!

最初に、「結論から言えば、多少の懸念はありますが、手術は成功して容体は安定してます!」とか言ってからはじめてくれればよかったのに!

次いで「そして、奥さんの容体ですが……」みたいな説明に入った時は「この言い方だと、子どもになんかあったんじゃないか……!」って本当に泣きそうなりました。結果から言うと帝王切開で生まれた子どもは突然世にばばんと飛び出る事になるので、急に肺が膨らむことの影響で気胸になるケースがまあまああるらしく、我が息子もそのケースに該当してそのままNICUに入る事になりました。

とはいえ、母子共に無事!良かった~~~!
マジで怖かったぁぁああああ!

なので、せっかく生まれたのに子どもは色んな管やチューブが繋がれてて可哀想だし面会時間は限られてるしでヤキモキする時間も長かったのですが、毎日面会に行って写真を撮っては「可愛すぎる」「世に『可愛すぎ罪』があったら間違いなく真っ先に逮捕されるので、可愛すぎるのが罪になる世界線じゃなくてよかった」みたいなやりとりを奥さんとずっと続けてました。

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僕と奥さんとのやりとりの例。完全無欠の親バカであります。
そして、なんだかんだで退院!イェーイ!

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プールサイドのインスタグラマーばりにキメポーズを取る息子氏。

【子育てについてのあれこれ】


そんなわけで無事息子氏との同居生活もはじまったのですが、とにかく良く寝るし、夜泣きもしないし、泣く時は大声で泣くけど、だいたい、

・お腹すいた
・オムツが気持ち悪い
・おっぱい飲みすぎて気持ち悪い

のどれかなので順番にあたっていくと「スンッ」て泣き止むし、グズって泣く事はあるけどちょっとあやすと割とすぐご機嫌になってまた寝るし、着替えとかお風呂は嫌そうにしてるけどギャン泣きまではいかないしで本当に手がかからない。「これは、プロの赤ちゃんだ!」「プロ赤ちゃん!」「これからは敬意をこめて赤さんって呼ぼう」みたいなやりとりをしておりました。

が!

最近はどんどん元気になってこられて、まあ泣く泣く!「最初あんまり泣かない」というのはNICU経験をした子どもには割とあることらしく、病院では泣いても叫んでもそこまで付きっ切りで大人が相手にしてくれるわけではないので赤ちゃんが「泣くことを諦めた」みたいな境地に達してたりするケースがあるらしい。

なので最近は「おっ、泣いたら大人がかまってくれるやんけ」って学習してどんどん泣くようになったのかもしれない。親に甘える事を覚えたんやろねえ、みたいなほっこりする気持ちもありますし、まあ赤ちゃんにとっては元気よく泣くのも仕事だし構わないのですが、泣いていると本人も可哀想だし、細かいスケジューリングで子育てをして、子どもの要求より時間に沿ってあれこれやる方式に変えようかなと思っております。赤ちゃんが泣くがままに大人が右往左往する方式は本人にとっても良くない、とされつつあるらしい。

あとはこの「爆誕した赤ちゃんを健やかに育てるぞプロジェクト」についてですが、僕は割と体力バカで、そもそも睡眠時間が短くても平気なタイプだし、奥さんは出産で腹部に大ダメージ負ってるし貧血気味で朝弱いタイプなので、基本的に赤ちゃんの入浴→寝かしつけ→翌朝8時くらいまでは今のところ僕が面倒を見ております。その代わり昼間は赤ちゃんを奥さんに預けて僕がコワーキングスペースなぞに仕事しに行くイメージ。僕はただでさえ集中力が途切れがちな人間だし、特に原稿書く時は集中してえいやってやらないとマジで書けないので……。

そんなわけで夜間の育児については、

奥さんが寝つつもちょくちょく搾乳して寝室の冷凍庫へ→僕がこっそり寝室に侵入して冷凍された母乳を受けとって解凍&足りない分のミルクを作成→子どもに飲ませてオムツも変える

みたいなルーチン。搾乳機もふたつ買って朝まとめて洗う、みたいな方式を採用し、奥さんは夜なるべく寝室から出なくて良いような設計にしてとにかく寝て貰おう、という魂胆。夜はあんまり泣かないし、赤ちゃんの隣で僕もそれなりに寝ることが出来るのでとりあえずはこのままでもなんとかなるかなー、という感じ。ちなみに炊事、洗濯、お掃除、そして僕が出張で居ない時なんかは義理のお母さんとお父さんに頼りっきりです!

【私信】
キャピピピピー!!いつもお綺麗なお義母さん!美味しいご飯をありがとうございます!!!!!洗濯もお掃除も本当に助かってます!!!!!僕のことを「こいつ、居候の癖に厚かましいな?」みたいに思う時もあるかと思いますけど、僕本当はめちゃくちゃ礼儀正しくて厚かましさのカケラも無い、いい男なんですよ!でもほら!赤ちゃんがね!?可愛い可愛い赤ちゃんがね!?いますから!だから心を鬼にして、その赤ちゃんを育てる事を最優先にして厚かましくしてるだけなんですよ!僕は何にも悪くないんです!!元気よく「ご飯のおかわり、ください!」とかやってて本当にすいません!ほら!子育てには体力も必要なんで!キャプププー!!!

まあそんな感じでえっちらおっちらやっております。

とは言え、これもお義母さんお義父さんのお力添えがあっての事ですし、僕は自営業でデスクワーク中心なので僕が睡眠不足になった所でそこまでの弊害が無いから成立してるだけの事でして、「母体が回復するまでは父親が頑張れ!」みたいな論は正しいとも思うんですけども、これが朝から運転して現場でバリバリ力仕事やるようなお仕事の人だと、睡眠不足は即事故に直結しますし、現場に出ないとお賃金が出ないような職種の方もいらっしゃいますし、何が自分トコにとっての正解なのかは各家庭でプロジェクトメンバーの得手不得手を精査しながら各家庭に合ったやり方を試行錯誤するしかない、という当たり前な結論になるなぁなどと思っております。

とりあえず、一か月検診とお宮参りが終わるまではこんな感じでやっていきます!東京戻ったらお義母さんお義父さんいないし大変だろうな~~。

あと、ちょっと仕事のレスポンスが後手後手になっててすいません!頑張ってやっつけるぞ~~!とりあえず、一か月検診とお宮参りが終わるまではこんな感じでやっていきます!東京戻ったらお義母さんお義父さんいないし大変だろうな~。

【子育てオープンチャット】

そして、

・育児の事を誰かに聞きたいぞ!
・子どもをとにかく自慢したい!
・パパママ友達が欲しい!

とか、そんな感じの要求を叶えるためにウルトラ―スーパー育児コミュニティ「ぴよぴぴ」のオープンチャットを作ったので、育児中の人は是非入ってください!新生児~小学生ぐらいまでの親御さんが対象かな~となんとなく思ってます!中学生ぐらいになると悩みもだいぶ細分化されるしね!

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たぶんこれでいけるはずだけど間違ってたら教えてください!

細かい規約はあれこれ相談しながら考えよう!という見切り発車ではあるのですが、このコミュニティの中で友達が出来たり不要になったもののやりとりが出来たり、辛いときに愚痴聞いてもらったりお互い助け合える互助会みたいになるといいなーと思っております!

以上!他にも、あれこれ悩んだり思う事はあるので、定期的に育児に関するあれこれを発信していくつもりですが、取り急ぎ今回はこんなところで終わりにしたいと思います!殴り書き上等でゆくぜ!

あと、「お祝いしたいから欲しいものリスト晒せや!」みたいな連絡をたくさん頂くのですが、子どもが出来たのに自分が飲みたいだけの、高い日本酒とか載せて炎上しそうなのでやめておきます!「それでも!」という頭のアレな人はこの記事から投げ銭でもしておいてください!イェーイ!

それでは最後に可愛すぎる息子氏の写真を貼り付けておきます。

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ウヒョーーー!ギャンかわ!!!

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