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いざ、夢の屋久島に上陸,【後編】

遅くなりましたが、屋久島後編!
後半はついに縄文杉に会いに行きます!
そう!もののけ姫の世界にいざ行こう!(乙事主風)

さて、朝の4時にバスゆられてトロッコ道の入り口へ。
そう、トレッキングは最初は優しくて、わかりやすく
トロッコの道がずっと続くのです。
ただ、トロッコ道が終わる頃はもう、、頑張るしかない。

さてさて、プロのガイドさんに着いて行くなりチームになってスタート!
私のチームは年齢も人数もバラバラで個性バリバリのチーム。

台湾人のほっこりするカップル?、謎の仲良し3人組のお姉さんとお兄さんチーム、1人でやってきた落ち着き払っている教師のお兄さん、そして私達2人。
どーなることやら(笑)

まず歩き出すといきなり、ビックサンダーマウンテンの入り口みたいなトンネルを通ることになる。
ガイドさんに言われた
「帰りはこのトンネルが見えたら、救われたと安心した気持ちになるからね。」…と。
そんなこの先過酷なんですか…と思ったよ私は。

ガイドさんとあれこれ話していると、手すりのないめっちゃ細い橋を渡ったり、断崖絶壁のような細い道をくねくねとひたすら歩く。
まず私がびっくりしたのは開けてくると橋に差し掛かるのですが、

きたきたきた!!!!!!!もののけ姫のシーン!!!!
山犬とアシタカが玉の小刀を渡し合うシーン!!!

本当にあったんだ・・・と思うほど大きな岩!!!
木と同じくらい大きい岩・・・。
ここで初めてアシタカがサンと出会ったのか…と。
感動ですよ!!!私は!!!
宮崎駿先生すげぇぇぇ!!!再現うまっ!!!!
まんまやんけ!!!!

そう感動しているとガイドさんが色々と説明してくれている。
でも私はほぼ覚えていない。もう周りを見ることに必死で(笑)

そして景色を楽しみながら歩くと
普通に猿がくる。
オスとは目を合わせないように!とのことw

歩き続けると噂で聞いていた有名な木々に巡り合っていく。
💡ちなみに【屋久杉】と呼べるようになるには木々が千年以上の樹齢であることが条件。樹齢千年未満は【小杉】と呼ばれるらしい。
(年輪の一回りの線で一年)
え!?条件厳しくないっすか?!
そう思ってしまうほど


屋久杉ってすごい木なんだと実感した・・・。
千年…意味わからないほど長くて、ずっとこの世界を同じ場所で見てきたこの森の木々にめちゃくちゃ感動した。

歩き続けると

ウィルソン株…
噂の角度によって♡に見えるロマンチックな大きな切り株の穴!
ほんとに見えるんだ〜なんて感動したよ。
どんどん進むからこのあとそれどころじゃないけどwww

大王杉
私は結構大王杉に感動した。めちゃくちゃ大きい。
それに橋の上から木の途中を眺めるんだけど、このてっぺんがどうなってんだ!?てなるほど高身長!うっひょ〜!!!

■夫婦杉…
あらまぁロマンチック♡
夫婦で手を繋いでいるようにみえるのよ♡
これからもラブラブでいてね♡

行きはあらゆるスポットに湧き水があってそこでペットボトルに水を汲む。
とにかく荷物が重くなるから、ペットボトルは多くても500mlを2本。
途中でなくなったら汲むスタイル。
私は重すぎて1本をひたすら組んでは減らしてを繰り返していた。

そして湧き水スポットで度々10〜15分の休憩やごはんをつまむ。
お弁当も持っていると重いからね。

なんせ山登りは暗くなったらOUT。
とにかく明るいうちに下山をするため、登りにどれだけ時間が稼げるかがポイント。

そして歩き続けて6時間くらいか・・・?
ガイドさんが「後400Mくらいだから頑張って!!!」とか言う。
でもさ、さっきも400Mだったのよあなた。
全然距離減らないじゃないの!って
もう心の声が表に出ちゃって「ほんと!?さっきも400Mだったよ!」って私が言っちゃったもんだから
帰り道のチームの人とすれ違うときに
「お姉さん!!本当にあとそれぐらいだから頑張って!!!笑」って励まされたwww

(そう、このトレッキングは1本道だから同じ道を往復するの。だからゴールした人といずれすれ違うことになるのよ。)

同時に今まで見てきた木々達は2回行きと帰りで出会えるけれど
縄文杉様にだけは1度しか出会えない。ゴールだからね。

なんかすごくない!?

相方とあーだこーだ感動しながら歩き続けてここまで来た。
途中、後ろを相方が歩いている気配が消えると
「あ、落ちた?消えた?大丈夫?生きてる?」なんて生存確認何回したことかwww

でもね、すごいのよ。

行けるもんなのよ。

ついにきたよここまで。



ガイドさんが言う。
「さあ!ここまで来たらもうすぐ!最高の眺めの場所まで連れて行ってあげるから、いいよって言うまで足元だけを見てみんな登ってきて!!!上を見ちゃだめだよ!!!!」

いやいや…うまいなぁぁぁ〜!
そんなワクワク焦らされるもんだから皆一斉に首曲げて歩いたよねw

そして登って5分くらいかな?

ガイドさん:「さぁ!みんなみていいよ!!!」

キタキタキタ!!!!!
見るよ!!!????

せーーーーーーのっ!!!!

・・・・・・。
友達とわぁぁぁぁ〜って声もなんか小さくなっちゃうくらい
感動しちゃったよね。

なんかね、縄文杉だけ大きすぎてね祀られていた。
なんか讃えられていた。

本当に屋久島の主。って感じでどーーーーーん!!!って私達を待ってた。

見た瞬間はじわ〜って味わってたんだけどさ。
私どうしてもやりたいことがあって相方に
イヤフォンつけてもらっていい?っていって
イヤフォン渡して二人で縄文杉見ながら
久石譲様の「アシオタカとサン」を流した。

その瞬間私の人生の1つの夢が叶ったのである。

めっちゃ感動したね。
やれるもんだし、来れるもんだって思った。
夢って叶えられるもんだなと。
まだまだ夢はあるけれど。一つ制覇した私は自分に拍手したよw

なんか縄文杉までの道のりで、苔の生え方とか、木の年輪を見て
なんて美しいのかしらって何度も感動したけれど
最後は胸が熱くなったね。
子供を生んだ後みたいに行きの道のりの過酷さを忘れた。
(子供生んだことないけど)

なんかお辞儀しちゃったよ、最後。

そしてさ、、、、帰り道はまた予想通り昇天したwww
でも本当に最高の経験だった。

その日の夜は最高のコテージに二人でゆったり泊まって
次の日の朝はこれでもかってくらい優雅にコテージのテラスで自然を眺めながらモーニングして語りまくった。

コテージのご夫妻が最高に良いお二人で
「ジブリを本当に大好きな人に出会えたらあげようと思ってたものがあるんです!」って言って私にもののけ姫の指人形沢山くれた♡

また絶対会いにいきたいと思った。
こーゆー出会いがあるから旅は最高。
やめられない。

そして屋久島を旅立つ日になんだか心がきゅーーーー!っとなった。

その後は相方の住む博多に移動して
1泊してのんびり女子会を楽しんだ。
本当にありがとう。
合わないブランクが続いても、友達ってこんな感じで一緒にいれるんだって感動した。

またどこか行こうね。
次は海外かな???

そういって最高のお別れをして、また私の一人旅が再開したのであるw



Thank you!Good Luck!
ほんとお互いそんな感じで屋久島の旅は終わった。




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