正義のバイアスは強敵だ
○○な人間は、素晴らしい。
○○な人間は、ダメな奴だ。
そういうバイアスは必ずある。
そしてそれが正しいと思って今まで生きてきました。
けれども自分が「自分で思い込んでいたダメ人間」になったとき、そのバイアスの強烈さに驚きます。
そして気づくのです。
「わたしはなんて視野が狭かったのだろう……」と。
たいていのことは「正解」なんてないように思います。
自分がダメ人間側になったことで、ようやくそういう結論にたどり着いたとでも言いましょうか。
正しいわけでもなく、悪いわけでもない。
大切なのは、自分自身がどう捉えて、どんなふうに先に進むか。
居心地はいいだろうか?
考えかたを変える勇気はわいてきただろうか?
周りはどんな景色に見えるだろう?
正解なんて「ない」のです。
だからバイアスなんてものは取っ払いたい。
すると気づくはずです。
正義のバイアスがどれだけ強敵なのか。
だってなかなかバイアスを変えることができないのだから。
強敵と戦うには時間がかかります。
経験値や器の広さも必要です。
いや、戦うというのは間違いなのかもしれない。
お互いを理解し合うことこそが、バイアスを突破できる鍵なのかもしれない。
とにかく時間がかかる。
でも、それでいい。
大切なのは「バイアス」に気づくこと。
そしてそのバイアスだけが「唯一の正義じゃない」と思えるようになること。
そんなことを考えながら街プラをした一日でした。
明日は何をどう感じながら過ごすのだろう。
自分自身とも一期一会ですね。
いつも読んでいただきありがとうございます☆