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【実験】幸福学を学んで、フリーランス(妻)と会社員(夫)ともに幸福度を上げられるのか?#研究報告書 #私の働き方実験 #最終報告書(追記・再編集)

指定企画 
「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか」

イラストレーター・漫画家のyoritomoです。新しい働き方LABの研究員制度の2期生として半年間活動してきた報告をします。私は「幸福学」第一人者前野隆司先生の指定企画/幸福学チームに在籍しました。
実験という名のもと、およそ実験らしくない報告書ですが、最後までご覧いただけると幸いです。

◆実験の目的と背景

私が応募したのは
新しい働き方LAB1期生の時からのたくさんの感謝の気持ちと
前野先生の「幸せの4つの因子」のお話が心に深く心にささり参加しました

幸せの4つの因子
・やってみよう因子 (自己実現と成長)
・ありがとう因子 (つながりと感謝)
・なんとかなる因子 (前向きと楽観)
・ありのままに因子 (独立とマイペース)

「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」前野隆司著
p105 幸せの四葉のクローバー〜

きっかけになった新しい働き方LAB第1期研究結果発表と表彰式の新しい働き方AWARDです。
  ↓↓

新しい働き方LAB=通称アタラボには、この幸せの4つの因子で満ち溢れているように感じます。


実験で失敗しても「チャレンジする人は幸せ」

そう前野教授はおっしゃいます。
新しい働き方LABでも「成功しても失敗してもいい、だってそれは実験なのだから」…と、チャレンジする人を応援しています。現に私も実験中心折れそうな時に、大変大きな支えになりました。

◆検証したいと思っていたこと

新しい働き方LABでは、幸福学でいう幸せの4つの因子を感じる感動的な体験ができましたが、私を全力でサポートしてくれた夫は、実は反対の世界にいて…

自分だけが幸せ感じても、本当の幸せにはならない。前期でもらえた喜びや気づきを分けて、少しでも夫と一緒に幸福度を上げたいと考え、達成したいゴールは「二人の幸福度は上げられるか?」という実験をしました。
まずは、私が幸福学のそれとなりを知るところから始めました。

◆活動の概要

(チームでやること)

【テーマ1】職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策【テーマ2】幸福を高めるために日々の生活に取り入れるべき習慣
その他、読書会・勉強会・交流会など
企業チームと、交流グループEに入りました!
・各自、幸福度を上げるための取り組み("マイハピネスプロジェクト")

①週2回/月・木曜日 「ハピネスチャレンジ」に回答

②課題図書3冊読了

課題図書
・幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)
・ウェルビーイング (日経文庫)(済)
・幸せな職場の経営学 ~「働きたくてたまらないチーム」の作り方
~(小学館)

3冊読了

③幸福度診断 入力 

研究員用ではぴテック社さんの(well-being circle)で計測。
1ヶ月ごとに1、2回ずつ、半年間実践。

④幸福向上ガイド

well-being circleにある幸福度をあげるガイドブックのようなもの。わかりやすくシンプルに幸福度を上げる方法を実践するきっかけになりました。

⑤マイハピネスプロジェクト

各個人で幸福度を上げることをやろう。ということで、基本は「楽しく!」行動。続けられそうな幸福度上げる習慣も模索。

yoritomo
 ・ミニトマトを育てる →終了
 ・感謝3行日記 →終了
 ・週2のラジオ体操 →継続
 ・マインドフルネスアプリを活用→継続
 ・呼吸法→継続
 ・もくもく会を自治会で行う→進行中

yoritomo夫
 ・趣味のSNSを日々発信(フォロワーが初め50人程度から400に)→継続
 ・片付けを専念 →継続
 ・帰り道、一駅歩く習慣 (時々会社の非常階段上りなど)→終了

共同‥共同作業をすることで幸福度を上げる継続
 ・家事分担を決める(私:洗濯、夫:洗い物など)継続
 ・家の模様替え(壁紙替え)未完
 ・撮影動画を制作(素材撮影など)代替
 ・個展を共同作業で盛り上げる 完遂

未完で終えたり
現在も継続してるものもあったり。

◆結論と根拠・気づき

結論として
二人とも幸福度が上がっていました。(現在も右肩↑)

さらに、地位財も(収入力・実績:成し遂げてきたことへの満足度)も上昇。

yoritomo
 収入力 64.3→85.7
 実績  85.7→100 👀!

 収入力  42.9-57.1 
 実績   50.0→64.3
(根拠:下記、well-being circleによる)

well-being circle ふたり比較 スタート時と12月

yoritomoの半年間比較 赤が12月。青が6月
夫の赤12月。青スタート当時の比較

わかりやすく。一回りは広がっています。個展が終わった後で計測して良かった…!幸福度が上がってる実感がありました。✨


well-being推移 二人の比較(7月〜12月)

私のwell-being推移 
夫のwell-being推移

総合値推移 二人の比較(7月〜12月)

私の総合値 推移。9月、11月は計測できませんでしたが上がっています!
夫の総合値推移 夫も上がり調子

2人とも、幸福度は上がったことで、仕事に成果があったのか?

大事な点を追加しています💦

今回の成果には、
幸福学と個人的に並行して続けていた『SNS苦手な猫好きが、毎日何かしらアウトプットをする事で、仕事に繋げられるのか?』実験があります。
こちらも踏まえて、成功したと捉えています。

yoritomo 成果
6月〜12月までの間
■(SNSから直接依頼)
・minne1件
・Instagramから4件

■(イベント、ポストカード展、個展含め、SNSから仕事を得たもの)
まとめて25〜30件(名)ほど報酬があった。

夫成果
・夫の仕事の成果は、報酬数値に変わりがない
・個人のレジリエンス力は少し上がったと実感
・査定などの面接での対応に揺るぎない気持ちで挑めた



課題は感じたのが体力維持
そして、ストレスに対しての対応力(レジリエンス
を今後も上げたいと思いました。

・心身共に健康第一を目指すことを確信(主観的健康観)
夫も私も同意見でした。
幸せであることは、健康も大いに関わっていることを体感。仕事が捗るかどうかは、体力・気力があってのこと。前野教授もどちらも気をつけるべきとお話しされてました。

「健康が体のwell-being」なら
「幸せは心のwell-being」 
健康に気をつけると同じく、幸せにも気をつける”

「ウェルビーイングリーダーズサミット」well-being時代への価値転換〜私たちはいかにいき、いかに働くべきか 登壇:前野教授

気づき

私の気づき
私が心身ともに元気であることが、家族にとって一番大事か。
数値が上がったり下がったり、その時々で高低差があることが分かった。
サークルも順調に広がらないこともあるし、形を変える。
 ↓
安定するためにはどうしたらいいのか?
を考える。
メタ認知(レジリエンスを学ぶ)
マインドフルネスを始める。(アプリ利用)
・もっと本格的に体を動かす。来年定着したい。

夫の気づき
・yoritomoがダウンすると、自分もwell-beingが下がる気がする
・すべては気の持ちようと気づいていたが、well-being circleのふり返りなどで言語化したり、well-being circleの設問に毎回問われることで、さらに意識したように思う。

エネルギッシュさにかけていると自覚あり。運動を本格化したい。

◆研究に関する考察・これから

個人で考えた小さな習慣から、幸福度を上げることが可能だと、well-being circleで実感出来ました。

課題
感謝日記を終えて、結果ありがとう力が100に振り切って終了。新たに習慣化したいのが「未来日記」と「運動」です。

まじめ力を向上させたい。
まじめ力とは??
↓ 


コツコツと小さな積み上げができる人は幸せです。やり切る力を鍛えたい!

・ラジオ体操 継続
・未来日記 

未来日記。11月からやっててなかなか習慣化できておらず、徐々に慣れていきたいです。内容のハードルをものすごく小さく設定するのがコツです。笑

企業チームで話した幸福学の未来観

「幸福学を学んで、フリーランス(妻)と会社員(夫)ともに幸福度を上げられるのか?」が実験テーマでした。

小さく個人の幸せを追って成果があっても、やはり会社での時間が一番長く、会社内で幸福に満ちていないといけないのでは?と思いました。

フリー経験しかない私が企業チームに飛び込み、参加者のみなさんと話して、夫の代わりにお話を色々聞けたことは、本当にこの機会でしかなかった、大変貴重な時間でした。とても感謝しております。

結果、個人が変わったとしても、主に会社自体が変わらなければ本当のwell-beingにはならない、と話は落ち着きました。ですが、今後多くの企業がwell-beingの本質に気づき、これから変革していく予感もあるとも話合えました。

たとえ日本の体質が、変わらない頑固さを持っていたとしても、新しい血(人材)は続々と入ってきますし、日本はその未来を選択する、可能性に満ちていると信じています。

それには、
私たち一人一人が、幸福度を上げる。
すべての人にも幸福がうつり、皆が幸せになっていければいいのだ、と感じます。

<考え方・価値観>

幸福学は、我々に勇気と生きる安堵の気持ちを与えてくれました。迷ったり、落ち込んだりするようなことがあっても、「なんとかなる!」と思えるようになりました!

私どもも、何かというと会話の端々に、幸せの4つの因子が出てきて、話し合ったりしています。夫の働き方は考え方が、腹落ちしたのか、少し前向きに変わったように思います。

私 
少し自分らしさを保つことと気楽さをもてるようになった気がする
SNSに対しても、ありのままに因子で、素直に続けられたらと思った

夫は、たまに私が頑張りすぎてるように見えるようで、その影響がグラフに出る様子。

私一人で生きているのではないと反省。
感謝日記で一番名前が上がる夫と、二人で暮らしているんだということを、ちゃんと認識したいと思いました。
身近だからこそ甘えたた存在になってしまいもっと心配少なく変化を遂げたいものです💧


常日頃、自ら考え、実践していたことが幸福学に近かったことは良かった。

ひたすらwell-being circleで設問に問われながら、幸福度への関心を考えるようになった。幸福学の話し合いをよくしていたことがきっかけになり、断片的に幸福学メソッドが頭に残った。

会社に関しては、現状が変わったわけではないが、自分気の持ちよう、考え方次第で変わると思う。

以上

<具体的な成果・仕事・働き方への影響>


・集中したInstagramから、直接お仕事の声かけがかかった(3点〜キャンバスでお客様の愛猫を描く)
・宣伝したイベントに来訪されたり、絵のご依頼があった。
 ↓
(ライフワークの方であって、ライスワークであるLancersにもう少し力入れたい;)
やってみよう因子!と意識して、小さくともチャレンジに積極的にやる(10月全体ミーティングの時、個展の宣伝をする。海外へポストカード展示参加など)

・年齢的なポンコツもあるが、それもあまり気にしなくなった
・ごめんなさいより、ありがとうを!
 自己否定より、自己実現を優先、と意識するようになった
・幸福度が高いと、自信もつき、仕事に対して集中すると思った
・読書が楽しくなった
・運動を続けるようになった


・休息を取るのが怖かったが「むしろ休んだほうが働き方が改善する」という考え方になった
・自分で計画を立て実験をしたことで「自ら行動する」自信がついた
・会社の過ごし方が変わった
  ↓
・ずっとモニターを見ないようになった
・可能な限り、休憩時間に目をつぶっている(昼休み15分ほど。夕方残業前も)
・運動に対して意識を向けるようになった。(来年4月〜水泳を始める宣言)
・健康になりたい(疲れていると作業が捗らないということを確信)

◆全体振り返り

夫について。
今回の実験期間中、私の不調をカバーするため家事の大部分を担い、家庭を動かしてくれました。本当に…感謝🙏です。

この実験も夫のためにといいながら、私がダウンしていたという本末転倒!残業多い中、自治会などのボランティア、その他家事、飼育と主夫としてすべてこなした上で、私よりも成果が高かったです~…😭
(常に眠いと言ってる夫のことを誰か褒めてほしい)

戦争やコロナ、経済不安定など暗いニュースが多い1年でしたが
偶然にも「幸福学」の学びが私を支えてくれました。
わずかながらも数回にわたって、幸福学の皆さんとオンラインで話し合うことができて、毎回幸せな気持ちに安堵し、多くの気づきや学びをもらえたと思っています。

さくらさんのハピネスチャレンジは貴重な問いでした。
アドラー心理学や「勇気づけ」について今後も深く知りたいと思っています。

私事ともとれる我々の課題を本気で考察いただいた、
企業チームのさくらさん、かずさん、中山さん、Shukaさん、むらこさん
グループEの、藤尾さん、えりさん
アタラボ運営・サポートの皆さま、心から感謝します✨🙏
夫も、前向きな気持ちで今日も勤しんでいます。

こんな状況でしたが、こんな時だからこそ、幸福学をやってよかった。
アタラボで2期生になれてよかった✨間違いありません!


時間切れでしたね。ゆるゆる編集してしまいました〜笑
これからもアタラボの皆さんと、素敵な居心地よい関係を保って行けたらいいなと考えています。多くの気づきや学びをありがとうございました。

これからも、何卒宜しくお願い致します〜🙏✨

#新しい働き方LAB#私の働き方実験 #研究報告書 #最終報告書

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