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高校生が見たくなる“ゲーム”とは何か。

よろずです。高校生です。note書いてます。

でもnote最近書いてませんでした。
色々考え事をしていました。

“どうやったらもっとゲームシーンが盛り上がるだろう”

今esports業界ではよく、「ゲーム大会の視聴率を上げるためには?」と言ったような議題が上がることがあります。

自分はこの議題を頑張って考えていました。
考えている間に春休みが終わりそうでした。

でも少しヒントを掴んだので、忘れないうちに早く書きますね。



僕YouTubeがめちゃくちゃ好きなんです。
僕の周りの人もYouTube好きです。

特にゲーム関連の動画をよく見ます。

しかし、“ゲームだけ”の動画サイトはあまり見る機会がありません。

OPENREC。

Mirrativ。

Twitch。


当然のように、これらの動画サイトを最も見るという人も多く、主なゲーム動画サイトだと思いますが、勿論スマホの中に入っているし、見たこともありますが、やはり僕を含めた同級生が一番見ているのはYouTubeのように感じます。

その理由を考えてみました。


考えている中で、この3つの動画サイトとYouTubeで最も違うなと感じた部分は、

「動画を見る際に、“ゲーム”で探すか、“人で探すか”。」という違いでした。

実際に、動画を見るときの、「検索」からその違いを見ていきます。

この3つの動画サイトの中で、今回はTwitchを例に挙げさせていただきます。

ゲームが好きだったり、ゲーム業界に詳しい人なら必ず知っているであろう、人気ストリーマー“Ninja”は、このTwitchを主に生放送を行なっています。

TwitchでのNinjaを見たくなった僕は、Twitchで[Ninja]と調べたくなります。

しかし、検索の欄を始めてみたときに、必ず“好きなカテゴリ”で探そうとしてきます。

勿論、ゲームが好きな僕にとって有難い事なのですが、今僕がみたいのはゲームではなくNInjaなので、この経由は少し面倒に感じてしまいます。


その点、YouTubeはゲーム専門の動画配信サイトではないので、ゲームのカテゴリというものは存在しません。

検索履歴は人に見せたくないものだらけだったので消させてもらいました。

やましくてごめんなさい。
後ろのマツコさんの存在感がすごい。

つまり、“人”を探す面で話すと、YouTubeの方が圧倒的に面倒が少ないわけです。

これは、Twitch以外の動画サイトにも言える事だと思います。


今人気のあるゲームは無料のものが多く、やってみたいから買う、というよりも、やってみたいからやってみるという時代になっています。

僕がまだ小学校の頃はネットとの距離が遠かったので、ゲームの情報は貴重で、コロコロコミックでしか手に入れることができませんでした。

静止画です。
動画を見るには、CMしかありませんでした。

つまり、ゲームそのものの価値は物凄く高かったのです。


しかし、ネットとの距離が近くなり、動画媒体も栄えた今、ゲームの情報はもう貴重なものではなくなっています。

じゃあどんな所で価値を感じるかというと、
そのゲームをやっている“プレイヤー”に価値が集まります。

話している内容がとても面白かったり、ギャグセンスがあったり、プレイしているときの表情が面白かったり、ゲームプレイが群を抜いてうまかったりすると、みんなこぞってその人のゲームの動画を見ます。

つまり、今の高校生やゲームの好きな人たちが見たくなる動画は、ゲームではなく、有名なプレイヤーがやっているゲームであり、“ゲームだけが主役ではなくなっている”ということです。

今後、ゲーム大会や、よりそのゲームを盛り上げようという考えが上がった場合、最も重要視しなければいけないことは、「有名プレイヤーに焦点を当てて企画を考える。」ということになるでしょう。



言わずもがな、ゲームをプレイする人間全てはゲームに感謝しているし、感謝しなければいけないとも思っています。

しかし、現在任天堂も動画サイトに対しての著作物利用に対する収益化を許諾したりと、間違いなくプレイヤーがゲームに与える宣伝効果を昔よりも持っているということも事実でしょう。

次回のnoteでは、そんな時代だからこそ、ゲーム制作、運営側もプレイヤーもWIN-WINになれれば、よりゲームは盛り上がるのではないかと言うことについて書いていこうと思います。


ここまで見ていただき、ありがとうございました。



よろず

#esports #ゲーム #高校生 #コラム

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