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esports業界で働きたい僕の「親」が、勉強をして、進学して、そして"良い企業"に就職してほしい理由。

こんにちは、よろずです。
夢を掴むため、今日もnoteを書いています。

僕は今、高校3年生です。
受験、進路、そして将来について迫られる機会が最も多い今を生きています。

自分は周りと比べて恐らくは将来何がしたいのかを考えて生きてきた方なので、比較的未来に対しての不安も無ければ今更考えを巡らすことも無いのですが、それでも悩みます。

自分で言うのも何ですが、選択肢が自由に選べる程度の勉強は積んでいますし、進学も就職も選ぶ権利は僕にあります。

そんな中で、僕はどうしても「就職」を選びたくて堪らなかったのです。



僕が就職したい理由。

これは大きな部分には入りませんが、学校生活が自分に合っていないなと感じる事が、小学1年生から高校3年生の今までよくあります。

周りと行動するよりも1人で行動する方が楽だし好きだし、周りで行動する方が多い学校生活よりも、あくまで僕のイメージ上でただひたすらに1人で目の前の業務に時間を費やす方が自分には合っているのではないかと思う事があるのです。

そんな戯言はきっと社会の荒波に飲まれたことが無いから言える事なのでしょうけど、とりあえずそんな理由で。

最も大きな理由は、僕の「勉強」に対する考え方でした。

昔から自分にとって勉強とは言われたらやるもの、怒られない為にやるもので、そしてやりたくないものでした。

そして、未来の為の過程だと思っていました。

就職というのは、勿論場を選ばないのであれば、15歳からお金を稼ぐことは出来るようになりますが、場を"選ぶ"のであれば、勉強をしっかりして、良い大学に進学してからのものだと思っていました。


しかしながらこの活動を続けていく上で、多くのesports業界の大人達と出会い、多くの話をさせて頂くことが出来ました。

そこでかけてもらう言葉の1つ1つはとても優しいもので、自分にとって都合の良いものが多かったのが事実です。

加えて、自分の記事が多くの人の目に入るような力を持った時、そこで頂く言葉は、

「高校生"なのに"」
「高校生"で"」
「高校生"が"」

という、まるで何者でもないただの「高校生」を、"何者かであるか"の様に扱って頂ける事が多くありました。

ただでさえ褒められる様な機会がない人生だったので、これでもかと言う程に僕の承認欲求をくすぐってくれました。


そこで僕は、もしかしたら、こんな自分でも通用するのではないかと思ったのです。

つまり、自分の中の「勉強しない就職への道」が、そこで開けてしまったのです。



親は絶対に「夢」を否定しない。

僕が小学生、中学生で、何よりもゲームを優先して生きていた頃、親は「ゲームをしている僕」に何度も注意をしてくれました。

「勉強しなさい。」
「ゲームよりも運動しなさい。」
「そんな時間があったら本を読みなさい。」

きっと、1度は言われた事があるでしょう。
僕も同じでした。

しかしながら時間が過ぎ、将来を考え真剣にゲームを仕事として取り組みたいと話した時には、親は「No」とは言いませんでした。

ゲームをしていた僕を怒るのは、決してゲームが嫌いなわけではなく、そして僕の事を嫌いになったわけでもなく、自分の将来を考えてくれた上での発言です。

夢には何も口出しはしません。


しかし、「Yes」とも言ってくれませんでした。

とりあえず、一旦は"良い企業"に就職してくれと。

僕はとてもむず痒くなりました。

このnoteという活動は僕の夢へ大きく前進をさせ、そして、最近では憧れでもあった人と結び付けてくれさえしました。

そんな中、親が放った言葉というのは、まるで芥川の蜘蛛の糸の様に、簡単に夢への道を閉ざすかの様な力を持っていました。



自分は、とても悩みました。
そして色んな人と改めて話をさせて頂きました。
親がYesと言わなかった理由を探すために。

そこで気付いたのです。

「だからYesと言わなかったのか。」
と。


「勉強」という名のサンドバッグ。

答えは、僕が悩んでいたからでした。

所詮、僕の中で培ってきたnoteの経験や、就職という手段は、何処か僕の中で迷いがあって、親のたった一言によってグラグラと揺らいでしまうような弱い意思だったのでした。

何故、弱いままだったのでしょう。


受験を選び、勉強をするようになりましたが、勉強って凄いなぁと感じる毎日です。

自分がゲームに惹き込まれた理由に、「自分と向き合う事が出来る」という点がありました。

何回やっても倒せない敵がいたり、自分の弱さと向き合う事になったり、それは時間をかければかけるほど迫り寄ってきます。

いつまでも満足は行かず、99点の成績を100点に上げる様な感覚です。
その1点の重みをあなたは知っていますか。

その1点を目掛け、最近は勉強に励んでいます。

苦痛ではなくなりました。
自分の弱さを向き合う楽しさを見出しました。


それ程までに、自分の「就職」という思いは、「ゴール」だったんだなぁと感じるのです。

陸上の選手は100mを"走り切る"為に100mを走りません。
走り切った先の「タイム」の為に走っています。

自分は、esports業界の人に失礼だなと、勉強を通じて知ることが出来ました。

esports業界で働きたいから、高校を出て就職する。
そんなの業界の人への侮辱です。

業界の人は、esportsで仕事をする為に働いてなんかいません。
esportsを通じて、「目標」を達成する為に働いています。

100mなんて、誰でも走れます。
何秒かかろうが、何時間かかろうが、途中で歩いてしまおうが。

でも、10秒台を切れるやつは限られています。

自分は、とても目標が浅はかだなぁと、勉強という名のサンドバッグを殴っている間に気付くことが出来ました。

元を辿れば、親のお陰で。




親は偉大だなと感じざるを得ません。

自分は何度か、親の事を嫌いになった事があります。

自分の意見に同意をしてくれ無かったり、自分の都合に良くないことをひたすら言ってきたり。

今となっては、生意気だなぁと感じます。

でも、その時の僕はどうしても、親が適当にそういう事を言っているんじゃないと思わざるを得ませんでした。

と言うよりも、そう信じたかったのです。
僕の親だからかな。

まだ本当に親がそう思っていたのかは定かではありませんが、何かには辿り着けた気がしています。

esports業界への就職は、ただの過程の様です。

受験を経て、大学を経て、様々な人生経験を通じて、自分の「esports人生」を豊かにしてくれる人と、仕事が出来ればいいなぁと今は思っています。


今の所、候補は2人。



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