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担任の先生とesportsの話をした話。

こんにちは、よろずです。
学校に行きながらnoteを書いてます。

少し余談にはなりますが、最近何かと「学校を捨てて」というフレーズが頭を過ぎります。

というのも、何かと話題になっている小学生のYouTuberの子だったり、この前高校をやめて漫画家を目指した子がいるなんて話も聞きました。

僕の周りでも、学校をやめたいとか、学校をやめて好きな事をやりたいなんて話も良く飛び交います。

僕もそう思ってるし、思っていました。
これが若気の至りなのか。

幸せなことなのか、はたまた不幸なことなのか、僕は人生の重要なタイミングで、「esports」というものに出会いました。

ゲームに命を捧げる人達が集う世界です。

自分の人生は今、このesportsを中心に動いています。


僕は、東京へ行きたくなりました。
日本のesportsは今東京を中心に動いています。

それと伴い、この活動を通じ知り合った人達の多くが東京へいます。

そして先日、僕がとても尊敬している方に、東京に来て欲しいなという言葉を頂きました。

それまではずっとこの兵庫県で大学に進学するつもりだったのですが、その考えは180度変わり、今はなんとか東京へ足を踏み出せないか考えに考えています。

自分の家は僕に何不自由無く生活をさせてくれるし、今までもさせて頂いていたのですが、東京へ子を出すとなると、やはり様々な面で悩んでしまうそうです。

困らせている自覚を持ちつつも、やはり夢を見たい若い僕は、どうにか夢へと足を踏み出せないか、自分の担任の先生に話を聞きに行く事にしました。




夢と現実。

バクマンの第1話みたいなタイトルになってしまいましたが、実際これが全ての様に感じてしまいます。

職員室に向かい、担任の先生を呼び、職員室の隅の生徒と話す用の席に着きました。

僕の担任の先生は60歳を超えていて、家庭を持っていて、人生経験も豊富な人でした。

esportsという単語も、よく知っていました。

決してesportsに悪い印象を抱いている様な素振りは無く、寧ろ興味を持っているかのような積極的な姿勢さえ見せてくれました。

まずそこで僕は、時代に敏感な大人になりたいなと感じました。


相談させてもらう中で、最初に聞かれたことは、当然ながら「何故東京へ行きたいのか」という話でした。

上でも述べた通り、今の日本におけるesports市場というのは、全国各地、この兵庫県にも協会なるものは存在していますし、更にはイベントも開かれているのですが、自分はそれよりも規模のでかい場所に足を踏み入れてみたい、そして、自分をいつも見てくれている尊敬する人の近くで生活したいと考えていたからでした。

先生は柔軟性に富んだ考えの持ち主で、僕の考えを物凄く尊重してくれました。

一人暮らしの大変さは覚悟しているのと、先生もそれはよく分かっているだろうという判断の元、そこまで深く話はしなかったのですが、先生も大学生の時東京へ独り立ちしたという話をしてくれました。

やはり若かった頃の先生も、東京という都会への憧れは強かったらしく、大学生の歳で東京へ飛び出したらしいのですが、結果は失敗に終わったと言いました。


「大した目標も無かったし、ただ4年間放浪する事に費やした挙句、体の弱い弟もいたから、兵庫に戻る決心をした。」


小一時間お話をしましたが、1番記憶に残っている言葉が、このセリフでした。

東京へ行くという事がどういう意味を成すのか、はっきりと分かった瞬間でした。



学校とesportsの二足の草鞋。

先生と話している間に、僕は改めて実感したことがありました。

それは、僕が今持てる時間と力を費やしている事はギャンブルに過ぎないということでした。

これは、きっと先生と話さなければ一生気づく事が出来なかった事だと思います。

あまりにもこのesportsという世界に頭を奪われ過ぎて、この業界が「普通のもの」の様に感じていました

もしかしたら今後esportsは日本を代表する文化となるかも知れないし、もしかしたら直ぐに消えてなくなる夢の延長線上に過ぎないかもしれません。

それは誰にも分かりません。

冒頭にも述べましたが、僕は今学校に通いながらこのnoteの活動を続けています。

だからこそ、こんなnoteを書けると思っているし、なんせ将来に不安を感じること無く今に安住して生きることができます。

それがどんなに幸せなことか、先生が教えてくれました。

大きな不安が僕の心を蝕みましたが、それと同時に、自分に大きな勇気を与えてくれました。

まだまだ発展途上のesportsである日本のこの時代に、高校生としてnoteを書けている自分の境遇は本当に幸せなことだと思うし、だからこそもっと焦って、今自分がesportsに与えられる事はなにか考えて、このnoteに残していきたいなと思いました。


先日尾木ママこと尾木直樹さんのブログでesportsを取り上げて頂いた際、賛否が様々な所で起こりました。

「ただのゲームの大会にしか見えない。」
尾木さんの記事の主題だったように思えます。

自分の意見はひとまず置いておいて、日本のesportsがどのようなものかを表す1つの指標となる資料の様な記事だったなと僕は思いました。

発信することの意義を学びました。


このesports業界には当然のようにesportsだけの一足の草鞋で戦っている方々は沢山います。

僕は東京という戦場に一刻も早く足を踏み入れたいし、今社会という敵と戦っている大人達と早く一緒に戦いたいなと、そう思いました。

僕は先生との話を通じて、大人達に守られたいのではなく、戦いたいのだと、そう感じました。

若さを磨いて、esportsをより輝きのあるものにしようと思えた一日でした。

学校とesportsと言うべきかnoteと言うべきか分かりませんが、この二足の草鞋で今は歩いて行けるところまで歩いていこうと思います。

走ると危ないので、歩いていこうと思います。




読んでいただきありがとうございました。
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