あにまーれ3周年そこに見えた激動と変化

今日、6月9日、有閑喫茶あにまーれというVtuberグループが3周年を迎えた。おめでたい、おめでとうございます。

この業界で3周年をこうして祝えることが、それだけですごいことだと思うので、昨日行われた3周年カウントダウン配信を見て心打たれたことと共に、ここに書き残しておこうと思った。

というものの2周年などでメンバーが集まった配信のときにも度々思いはしたのだけど、そのときは上手く言語化できる自信がなかったことでもある。


3年前、有閑喫茶あにまーれ(以下あにまーれ)は5人でスタートを切った。

しかし、そこから1年半も経たずに初期メンバーの内2人が脱退する事態へとなってしまった。

それは今ほどまだこの業界が安定しておらず、少しメタ的な言い方になってしまうが、演者や運営にも求められることが日々変わるような時期だっただろうということもあったので、仕方がないことだったのかもしれない。

ただ、そういう苦境に立たされて残った3人のメンバーの心境はこちらから見える範囲だけでも察する部分があった。

今でも思い出すのは、2人目の脱退が決まったときに本人抜きで行われた3人での引退説明配信とその後3人で迎えた年越し配信。溢れ出ていた悲壮感、悲痛さは、今でも思い出すと胸が苦しくなるものがある。

このままあにまーれは終わってしまうのかもしれない、正直そうも思いはしてしまった。

だけど、そこから先、新たなメンバーを2人迎えたことにより、流れは変わっていき、今では12人、だいぶ――いや、超にぎやかなグループとなった。

初期メンバー3人、因幡はねる(以下ねるちゃん)、宗谷いちか(以下そやさん)、日ノ隈らん(以下らんちゃん)が揃うと度々そのときの想いを口にすることがある。昨日の3周年カウントダウン配信でも語っていた。

「最初は本当にやばかった」とか「あのときは本当にやばかった」とか。

冗談のように言っていたときもあったが、そこにあった激動は、見ている側からは想像ができないようなこともあったのだろうなと察する部分が多い。

初期メンバー5人は1つのグループとしてデビューをしたが、バラバラの方向に進んでいたのだろう。                       けれど、3人になったことにより同じ方へと向くことができたのではないだろうか。

残った3人に変化があったからこそ、今があるのではないかな、と思う。

昨日の配信でも言われていた、そやさんらんちゃんから見て、ねるちゃんが「1番変わった」という話は、こちら側リスナーから見ていてもそう見えるのだから。

そういったバーチャルの中のリアルが垣間見える瞬間があるのも、またVtuberの魅力なのではないだろうか。

あにまーれ初期3人が刻んだ3年間を見て、これからもあにまーれを追っかけていきたいという気持ちが強くなった日だった。


追伸

配信後、ツイッターに投稿されたメッセージを見て、普通に泣いてしまったのでそれも記しておく。


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