おわりの詩

終わりの終わりに出会ったわたしたちはどこに辿りつくのだろう
はじまりの季節におわることを望んだ君は桜吹雪と共に消え去った
世界のおわりに君を愛せたらこの愛は永遠になるだろうか
君は今日でおわりを迎えるのに、君を失った僕には明日がきてしまう
生きることが前提でしか夢見ることを許されない人生なんて生き地獄だ
君が望むのならば、世界中を敵にまわしても
最高の結末を用意してみせよう
世界の不幸は僕たちのハッピーエンド

作品をまとめて本にしたいです。よろしくお願いします。