「あなたいくつ？わたし18！」「あ、えっと、23です…」「え！！？」そんな会話をもう何度しただろう。欧米諸国で年齢を言うと、100発100中で驚かれる。

　レコードチャイナによれば、日本人女性が若くみえるのは、①顔のアウトラインがあいまい　②スリムな体形　③メークが上手　④肌がきれい　⑤自己主張が激しく見えない　⑥子どもっぽいものに抵抗がない　…とこんな感じ。たしかに、たしかに。先天的な原因として、骨格や顔のパーツの違いはあるでしょう。でも後天的な原因を遡れば、圧倒的にもう一段上のフェーズのポイントが一つ。わたしは、女性の”モテる”の基準が”かわいい”ことにあるのが大きいと思います。

　日本人はすぐかわいいって使いますよね。ベニスの商人すら「オネエチャンコレカワイイヨ！」と声をかけてくるくらいですから、自分で思う以上に相当連呼してるんでしょう。英語であまり「かわいい」という褒め方はしません。基本的にかわいいという言葉はアクセサリーや、動物や、赤ちゃんにだけ使う言葉です。英語で女性を褒めるとすれば、nice、good、beautiful、cool…そのあたり。女性は美しくなるためにメイクをするのであって、かわいくなりたいなんて頭にない。その違いは眉の書き方や、チークや、アイメイクなど様々なところに表れる。

　それだけではなくて、女性って自然と女性らしい仕草を見に付けていきますよね。欧米の女性の仕草って、どちらかといえば”エロい”と思いませんか？エロエロの欧米人はたくさんいますが、ぶりっ子の欧米人って見たことなくないですか？たぶん、そんなことをしてもモテないんです。

　典型的なぶりっ子を思い浮かべてみてください。上目遣いや、関節を内に入れる癖や、高い声…。これ全部、赤ちゃんの特徴と共通してますよね。日本人男性の若い子好き、もっと言えばロリコン趣味に少なからず私達女性は踊らされているのだと思います。別にモテたいと思って特別何かをしているわけではないわたしも影響下にあるようで、気がつけば"You are so cute!”と言われ、頭を撫でられ、あれ？？この子達わたしより年下だよね？？と思いながら甘んじて受け入れています。笑

　若く見えるというと聞こえはいいですが、日本人は幼く見えているんだと思います。ぜひ観察してみてください。小さい子が親の後ろに隠れるときの仕草は、恥ずかしがる日本人の女の子の仕草にそっくりですから。