見出し画像

コーダー道場宮崎 / 18.07.14

先月に引き続き、夏なので青島で開催しています。写真のようなビーチまで歩いて5分くらいのリゾート感溢れる立地です。地区交流センタの学習室をお借りして、広々とした環境で勉強が出来ます。

今月から IchigoJam検定 を取り入れたので、試験対策も兼ねて参加者の小学生たちにIchigoJamの基礎を教えました。普段は「それぞれのやりたいことをやる」場所ですよ、と説明しているのですが、今回はちょっとした実習形式。もちろん、自分のやりたいことをやっててOKなんですけど、受講者が少なかったこともあって、みんなで1つのIchigoJamを囲んでテキストのプログラムを一つずつ実行していきました。

最初はこんなのから。プログラムを習ったことがある人にはお約束の「HELLO WORLD」です。

10 PRINT "HELLO WORLD";
LIST
10 PRINT "HELLO WORLD";
RUN
HELLO WORLD

10 で始まる行がプログラムで、LISTコマンドで最初に打ち込んだ内容を「表示」、RUNコマンドで「実行」しています。

ここで出てきたPRINTという命令を使って、幾つかの文章や記号を出力する練習をしたら、次は、GOTO命令に進みます。

10 CLS
20 PRINT "^"
30 PRINT "^^"
40 PRINT
50 GOTO 20
60 END

このプログラムを実行すると、どんな結果になるか分かりますか?是非、IchigoJamの実機に打ち込んで確かめてください。

…というような内容を、ざっと1時間半。アルファベットもまだ学校で習っていないような子どもたちが、一生懸命タイピングしながらついてきてくれました。

「これが何の役に立つの?」という問いが、無意味であることに気付く場を作りたいな、と常々思っています。我々が何のために新しいことを学ぶのかというと、それが何の役に立つのか「分からない」からです。世の中には沢山の「分からない」ことがあって、それを毎日一つずつでも「分かる」ように知識を得たり、実験したり、考察したりすることが、実は人間の自然な欲求なんだと思います。そういう「楽しさ」に自然と気がつく子ども(大人も)が一人でも増えてくれることを願いながら、ちょっとずつ活動を続けたいなと思っています。一人でも楽しいけど、皆んなとだともっと「楽しい」ということにも。

CoderDojo宮崎では、子どもたちと一緒に課題に取り組むメンター、場所や機材を提供してくださるスポンサーを常時募集しています。興味のある方は気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?