見出し画像

勝手によろず支援 その4 - ハッシュタグ

多くのSNSに普及した感のあるハッシュタグですが、起源はどうやらTwitterのようです。要素が取り出せさえすれば記号は何でも良かったのではないかと想像しますが、この「#」という記号は実は似て異なる様々なバリエーションがあります(詳しくはWikipediaなどで調べてみてください)。英語だとそもそも形態素解析は不要なので、あらゆる単語を検索のインデックスに載せちゃえば良かった訳ですが、特に強調したい単語に付けるマークとして分かり易かったのではないでしょうか。プログラミングでハッシュテーブルを習ったことがある人だと、使い方がピンと来るんじゃないかなと思います。例えば、 ラーメンに関する記事を探している人に見つけてもらいたかったら「#ラーメン」って書けば良い訳です。

しかし、どうも巷では違う使い方が流行っているみたいです。「#」を付けると、文字の色が変わる(リンクが貼られる)効果を利用して、「#」の後ろに、自分の本音に当たる言葉を並べる人を良く見かけます。例えばこんな感じ。

今日は焼肉!
#実は魚が好き #なんて言えない
#一時期 #ベジタリアンも #やってました

エンジニア目線で考えると、ほとんど汎用性のなさそうな用語にも一つ一つ計算機リソースが割り当てられて検索用のインデックスが生成されているのか〜と想像して、なんだかムズムズしてくる部分があるんですが、一般の人がどんな感覚で使っているのかは興味があります。きっと、そんなむず痒さは微塵も感じず「欄外」な雰囲気を手軽に作れるのを楽しんでいるのかな。あわよくば、一人でも誰かが検索で流れてきたら面白いな、っていう感じでしょうか。私の想像ですが(^^;

エンジニアが集まるイベントでは、「その日のハッシュタグ」というのを事前に決めて、皆が思い思いの呟きをするときにそれを付ける、ということをします。こうすると、イベントが終わったあとで、簡単にその日の流れを振り返ったり、写真や感想などを集めることができます。また、そのイベントの参加者の知人にも、イベントのハッシュタグがチラチラと目に入ることになって、その後の広がりも期待できたりします。

(追記)サンプルで載せたつもり(公開時に外したはず…)のハッシュタグが漏れなく一覧に追加されてしまいました…。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?