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困りごとよりも強いニーズ

近くの保育所を眺めてふと思ったことがあります。
子どもを預けることに困ってる人は多いのに、なんで保育士の賃金は安いんだろう。

考えてみると介護も同様で、超高齢化社会なのだから、介護を必要とする人は多いのに、介護士の賃金は安い。

さまざまな困りごとを解決している職業は多いけど、そこに従事している方の賃金が安いこともよくあること。

逆に報酬が高い職業はどんなんでしょう。

最近よく報道されてるので「メンズ地下アイドル」が真っ先に思い浮かぶ。
多くの地下アイドルは、真っ当な活動をしているのかもしれないけど、報道ではホストみたいな分類にみえる。

乱暴に一緒にしちゃうと、このホストみたいな人たちも、困りごとを解決しているわけではないけど、荒稼ぎしている様子が伺える。
何か困ってるわけでもないのに、推しのために風俗で稼ぐ未成年までいるという衝撃の事実。

いつの世も人間の欲を満たす産業は大繁盛です。

なんだか、当たり前のことを言うようで恐縮なんですけども、困りごとよりも、欲を満たす方が儲かる。
なんでだろう。困っりごとを解決する方が尊い気がするのに。

そんなことを考えていたら閃いたアイデア。

それは、困りごとが欲を直接満たすものでないので「我慢」できてしまうから。日本人は我慢が美徳というのも関係するかもしれない。
困りごとを解決する商品でも、物品であればまだ物欲が満たされるけど、人的なサービスは更に欲が満たしにくい。

よくよく考えると欲というのも、いろんな種類がある。
ある程度満たされれば我慢ができるもの。
例えば食欲は、腹が満たされれば収まるので、極限までの飢餓でなければ、ある程度は我慢できてしまう。美味しいものは我慢できずにいっぱい食べちゃうけどね。笑

一方で際限のない欲もある。
色欲、モテ欲、承認欲、独占欲、名誉欲なんてものは、求め始めると際限がなくなる危険が高い。我慢が効かなくなってしまうのでトラブルに繋がりやすいのかもしれない。

ぼくのめっぽう強い欲(つまり意志が弱い対象)はアルコール。正確には、欲ではなく依存だとは思うんですけど。笑
それでも、この2週間は自宅で控えることに成功しています。これは体調がなんだかよくない困りごとがあったからです。

たぶん、我慢と欲の損益分岐点がうまくバランスしたためです。

困りごとを解決することが大好きな身としては、欲望に負けることなく、しっかりと稼ぎたいところ。
そのためには、我慢の臨界点を動かすことを意識する。それが大事なんだと思いました。

アルコール制限の次は、身体を鍛えたいんですけど、我慢と欲のコントロールだけではアクションに繋がらない気がます。どうしたらいいんでしょ。笑

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