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「このまちで暮らしている。私もあなたも。12月1日は世界エイズデー」

12月1日は世界エイズデーです。

2022年のキャンペーンテーマは「このまちで暮らしている。私もあなたも。12月1日は世界エイズデー」です。

11月15日の記事で沖縄でワンコイン検査が始まったことをお知らせしました。

実費で検査をするとかなりの額になりますが、このような「ワンコイン検査」を実施するためには各医療機関との調整を行ってくださっている方々がいらっしゃいます。

コロナ禍の中、保健所での無料検査が実施できない状況にあって、その状況をなんとか改善したいと動いてくださった皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

沖縄県では2022年12月から全ての保健所において、HIV・性感染症等の検査が再開されます。詳しくは沖縄県のHPをご覧ください。

その一方で、2022年9月29日付の琉球新報(電子版)では次のように報じられています:

沖縄の2021年の人口10万人当たりの新規エイズ患者数が0・68人で、全国1位となったことが、27日までに分かった。新規HIV感染者数は1・09人で、全国2位だった。

琉球新報(電子版)2022.9.28(太字は引用者)

沖縄県内では検査しづらいという方は、実費になりますが郵送検査という方法もあります(アマゾンなどで検査キットを購入して血液サンプルを送付する方法)。

また、(これも以前に書きましたが)HIV感染予防のためにPrEP(曝露前予防内服)という方法が海外では一般的になっています。

国内でオンラインでPrEP薬の処方を行うクリニックもあります。(日本国内ならどこからでもアクセスOKです

沖縄県の中部徳洲会病院ではPrEPみまもり診療を行っています。個人輸入で海外からPrEP薬を輸入していらっしゃる方も増えています。その方々向けに行っているものです(ただし薬の処方はありません。あくまでも正しい飲み方がなされているか、健康被害がないかなどのチェック、またHIV検査も行われています)

性の健康(セクシュアル・ヘルス)は大切な問題です。

みなさんにも心に留めておいていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


画像:Anna Shvetsによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/3900469/