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五本能

人間には、さまざまな性格があり、その人の基本的な性格は何歳になっても
変化することがありません。
これらの性格は全て、
本人の持つ本能のエネルギーから発せられいるからです。

そして人間には、下記の「五つの本能」が存在しています。

①攻撃本能
②守備本能
③習得本能
④伝達本能
⑤引力(魅力)本能

【攻撃本能】
腹を立てたり、相手を攻撃したり、批判をしたり、
負けたくない、勝ちたい、という本能。
また、一生懸命何かに打ち込んだり、頑張ったり、
行動したり、と行動本能とも呼ばれます。

【守備本能】
攻撃本能の反対で、危険などを感じると無意識に守ろうとする本能。
誰かを守る、何かを守る、
または、自分を守る、自分の立場を守る、自分の世界を守る、
というような本能です。

【習得本能】
興味があることを、人に聞いたり、自分で調べたり、勉強したり、
知りたいと思う本能。

【伝達本能】
自分の意志を伝えようとする本能。
また、次代に何かを残す、継承していくこともこの伝達本能です。

【引力(魅力)本能】
人に好かれたい、人を引き付けたい、良く思われたい、という本能。
身だしなみに気を使ったり、相手に優しくしたり、
自分を良く見せようとする、というような本能です。

この五本能は五行説(木火土金水)と同じように、
五種類以上は持ち合わせておらず、
また、人間は必ずこの五本能全てを持ち合わせています。
(個々で本能の強弱はあります)


そして五本能を、五行の相生循環の理論に当てはめると、

金性【攻撃本能】
人間の「前進」の結果はやがて思慮を生む
   ↓
水性【習得本能】
人間の「思慮」の目的は守るため
   ↓
木性【守備本能】
「自我(守り)」があって物事が伝わる
   ↓
火性【伝達本能】
「自己の顕示」が人をひきつけるきっかけとなる
   ↓
土性【引力(魅力)本能】
ものを「引き付ける」というのは自己の前進のため
   ↓
金性【攻撃本能】
※この循環を繰り返し次元が上昇していく

五行説では木火土金水と木性からスタートしていますが、
五本能は攻撃本能、習得本能、守備本能、伝達本能の全てが、
発揮された最後に、引力(魅力)本能が発揮できるとされています。
従って、金→水→木→火→土の順となっています。






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