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【コロナショック WeeK4】Withコロナ時代の「室内留学」で、自分をアップデート

 先日Twitterを眺めていると、「室内留学」という言葉に目が留まりました。コロナの影響で在宅勤務を強いられ、週末も外出が出来ない中、室内での生活をどれだけ充実させるかは、現在多くの人にとって課題ではないでしょうか?その中で今回は「学び」にフォーカスし、私なりの「室内留学」について考えてみたいと思います。

 「学び」についてざっくり分けると、「子供の学び」と「大人の学び」があると思います。その2つについて見ていきたいと思います。

1.子供の学びについて

私の子供の現状 
 喫緊の課題として、学校が休校になっている為、「子供の学び」に不安を抱えている方は相当数いると思います。私の子供達はタイのインター校に通っていますが、その学校は早い段階でオンライン授業に切替え、学外で通っていた塾も最近になりオンライン授業を開始させました。今のところ「子供の学び」が滞っている事もなく、その点は安心しています。

 また、これとは別にオンラインで「スタディーサプリ」もやっと視聴し始めました。2016年にインター校を選択した時の一つの要件として、スタディーサプリの活用を考えていたのですが、子供にとって「オンラインで学ぶ」という習慣がなかったので、これまで数年間殆ど視聴していない状況でした。私は子供のインター校入学を決めた2016年頃からオンライン教育の可能性を信じていましたが、コロナに端を発し、それが半強制的に必要不可欠になった感があります。


オンライン化による将来の「学びのスタイル」
 子供達も強制的に「オンライン」に向き合わざるを得なくなった為、「オンラインで学ぶ」という事に抵抗がなくなり、「スタディーサプリ」が視聴が出来るようになったと思います。これはちょっとした副産物です。とにかく今は「学びを止めない」という事が子供にとっても重要だと思います。

 色々試行錯誤があると思いますが、将来的な「学びのスタイル」を考えてみると、このオンライン化の流れにより、子供の学びも「完全カスタムメイド」になると予想しています。

 例え学校が再開したとしても、それは幹となる教育を受ける場所であり、塾や習い事もオンラインで受講が可能となる為、自分の住む地域に存在する塾を選択する必要もなく、自分に必要で、自分に合う学びを、エリアに関係なくオンラインで選択する新しい学びのスタイルが確立されていくと思います。子供の「オンライン英会話」も激増すると思いますし、まさに学びを自宅で行う「室内留学」が進んでいくと思います。

2.大人の学びについて

大人の学びは「人、本、旅」から得る 
 私は大人の学びは、出口治明さんが提唱するように「人、本、旅」から得るものだと思っています。だからこそ、人から学び、本を読み、旅も年に複数行い、そこから気づきを得るようにしていました。


 この中で「旅」はコロナの影響によって、物理的に出来なくなってしまったのです。残っているのは「人」と「本」ですが、「人」も積極的に会う事が出来ない今、まずは限られた中で自分が何をやっているかを整理したいと思います。

「人」:オンラインサロンでの学び
 2つのオンラインサロンに入っています。一つは余りにも有名過ぎて紹介不要でしょうが、キングコング西野亮廣さんの「西野亮廣エンタメ研究所」になります。

 どうすればその発想が生まれて来るのかと思うほどの斬新なアイデアと、それを導くまでの考え抜く力、そしてその下地となる西野さんの日々の努力を垣間見る事が出来ます。


 もう一つがマイクロソフトの澤円さんが運営する「自分コンテンツ化 プロジェクトルーム」です。

 これはマイクロソフトという企業に所属し、サラリーマン生活を送っている澤さんがどのように自分をコンテンツ化し、情報発信するようになったのかを学ぶだけでなく、その中で自分たちも実際に情報を発信して行こうというオンラインサロンになります。


「人」:NewsPicks/NewsPicksアカデミアでの学び
 これも有名過ぎて紹介不要でしょうが、NewsPicksを愛用しています。通常の経済ニュースを著名人や有識者がどのような目線で捉えているのか、自分の視点とどう違うのかなど、間接的ではありますが「人」から学んでいる感覚があります。

 また、NewsPicksアカデミアの会員にもなっているので、その中の動画講義MOOC(Massive open online course)を見ています。講義は秀逸なものばかりです。一部タイトルだけ紹介させて頂くと、以下のような講義が存在します。

 ・ビジネスグロースのためのTwitter入門
 ・VR/AR/MR 解体新書
 ・明日から使えるブランド戦略バイブル
 ・最高のリーダーは2分で決める
 ・起業家のためのファイナンス

 上記オンラインサロンもNewsPicksも間接的ではありますが、「人」から大いに学ぶ事が出来ます。その中で自分が情報発信すればインタラクティブなコミュニケーションも取れるので、一方通行の学びでない事も魅力です。次は「本」についてです。

「本」:Voicyの活用
 私のグロービス仲間にはもう紹介不要ですが、恩師の荒木博行さんのVoicy「荒木博行のbook café」は紹介された本の要諦を耳から確認できるほか、荒木さんがその本の内容をどのように読み取ったかなどを知ることができます。

 荒木さんは最近「誤読」の重要性を提唱しています。10人が同じ本を読んでも、10通りの解釈があり、「自由な解釈」があっても良いのです。大事なのはその解釈をもとに自分の行動に反映したり、行動の「軸」となるようなレベルまで考え抜くことだと思います。きっと多くの気づきを得られるチャンネルです。

「本」:flier book lab
 こちらは知人が企画、立上げを行った「オンライン読書コミュニティ」になります。5月1日からスタートする新しいコミュニティですが、今から参加が楽しみです。大人気のようで2日間で定員の100名に達した模様です。また実際にスタートしたら、感想アップしたいと思います。


 最後に物理的に出来なくなってしまった「旅」についてですが、ここでは「旅」の代替を何にしているかについて書いてみたいと思います。

「旅」:代替として「映画」
 「旅」が出来ない今、その代替として「映画」を観ています。この3週間で13作品観ました。昨日夜も「ジョーカー」を観ました。


 「旅」で得られる学びは多々あります。事前計画は勿論、旅先で予想外の事が起こり、臨機応変な対応をしたり、現地の人との出会い、非日常を味わい普段得られない感情、感覚を得るなどがその一部だと思います。つまりは「自分の頭で考える能力」「新しい感情、感覚」を旅で得ることができると思うのです。

 「映画」は勿論物理的に誰かに会う事は出来ませんが、「非日常」という点では「旅」と重なる部分があると思うのです。そしてその中から普段得られない「新しい感情、感覚」を得る事ができ、抽象度を上げると自分の身近な生活にも引き寄せることができると思います。先日観終わった「スター・ウォーズ」の中でも多くの気づきを得ることができました。


3.室内留学で自分をアップデート

Withコロナ時代を生き抜く為に
 子供と大人の学びについて書いてきましたが、今は我慢の時期です。「室内留学」と思って学びを止めず、自分をアップデートしていくことが今の時期必要だと思います。

 Withコロナ時代については、最近落合陽一さんがNewsPicks(WEEKLY OCHIAI)の中でも議論を重ねています。こういった議論に耳を傾けながらも、「自分で考える」という習慣づけが今後MUSTになって来ると思います。精一杯「室内留学」で自分をアップデートしましょう!


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