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英検2級対策-効果的な学習方法 (筆記試験)

英検2級の問題構成

語句問題 20問
長文の穴埋め 6問
長文読解 12問
英作文 1問

英検2級は、基本的に高校2年生から高校3年生レベルの英語力が必要となります。準2級と比べてやはり単語の語彙が難しいです。語彙力は、5100語レベルとされています。
私の経験では、英検2級を取得した生徒は、センター試験で150点前後を得点出来ています。
長文の分量が全体的に多くなっていますが、文法構造は、基本的にシンプルです。単語力があれば意味がわかる内容です。特に、文の始めに使われる熟語表現、At least, In particular, 等の表現はよく出題されています。語彙力を強化しましょう!!

問1 単語問題について

問1は、語彙問題です。ここは覚えるしかありません。どれだけ単語を覚えたかが勝負です。14/20問を目標にして下さい。特に、単語問題では、動詞と名詞の出題が多い傾向にあります。また、前置詞を用いた慣用句も多く出題されますので、重点的に覚えましょう。

問2 長文空所補充問題の留意点

問2は、長文の空所補充問題ですが、接続詞や副詞表現や熟語が設問に使われていることが多いのでしっかりと学習しましょう。

問3 メール文の問題の解法

問3のメール文の問題ですが、英検準2級を受けた経験がある人は、解き方の基本はわかっていると思います。文章そのものは難しくないのですが意外と苦手な生徒が多い問題でもあります。特に、注意すべき点は、差出人と受取人や文中の登場人物を混同しないように読むことです。文章や設問で問われている人間は誰の事なのか正確に把握出来るように気をつけましょう。

長文問題で特に気をつける事

長文B は、難しい単語がたくさん出題されています。しかし、1パラグラフに一題という構成に基本的になっているので、設問をまず読み、そのパラグラフの中で、設問と関係のありそうな文に下線を引きましょう。必ず、設問の根拠となる文が書かれていますので、それをどれだけ素早く正確に見つける事が出来るかが解法の鍵となります。
長文の語数は、350〜380程度です。社会的な問題や科学技術に関する問題が多いので、専門的な単語を強化しておきましょう。


長文C では、設問の数が増え問いの数が5問になります。パラグラフごとの意味だけでなく全体の論理の流れを把握する能力も必要となりますので読解力を高めましょう。
まず質問文を読みそれからそれに関係する段落を読むと時間効率が良くなります。設問と同じ内容の言い換えが書かれていますので長文Bと同じく下線を引きながら読みましょう。


英作文に基本的な書き方

英検準2級と基本的に書き方のフォーマットは同じで大丈夫です。文字数は、80字から100字です。
出来るだけ高校生で学習した語彙を使うように練習しましょう。文法も、関係代名詞や仮定法など高校で学習する文法を率先的に使っていきたいものです。

Some people say that people today should spend less time using the Internet. Do you agree with this opinion?

まず、質問に賛成か反対かを述べる。
I agree that..... I don’t agree that.....

I have two reasons to support this opinion. などの表現を使って利用が二つあることを述べる。

Firstly, や The first reason is that.....などを使って自分の意見を述べる。具体例を明確に書く。because や For example, 等を使って具体的な理由を述べる。

Secondly, や The next reason is that.....などを使って二つ目の意見を述べる。because や For example, 等を使って具体的な理由を述べる。

In conclusion, や Therefore を使って結論をまとめる。イントロで使ったI agree もしくはI disagreeの文章をもう一度書く。

お勧めの参考書



英語塾を開校し、授業の傍ら、英検や受験問題の分析や学習方法を研究しています。皆さまの学習に何か役に立つ事があれば幸いです。https://highgate-school.com/