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デュアン・オールマンのレスポール

インスタグラムやピンタレストで画像を簡単に検索できるようになったので、自分の好きなミュージシャンのレア画像を沢山見つけることが出来るのが嬉しい。昨年ごろギブソン レスポール ゴールドトップ 1957年ヒストリックコレクション を購入した。当初は56年のp90のピックアップがついたギターを探していたのだけれど、なかなか良いものが見つからず結局57年のモデルを購入する事にした。
手元に届いてからピックガードを外してみたり、弦高を調整してみたりしていたのだが、ある時ピンタレストでたまたま見つけたデュアン・オールマンの写真がとても不思議で気になった。


デュアン・オールマンが持っているギターはギブソンのゴールドトップ ハンバッカーで僕が購入したものとセッティングはほとんど同じはずなのだが、何故かピックアップが黒色のものがついている。この時代には、ピックアップメーカーはまだなかったはずでピックアップを付け替えたとは考えずらい。しかし、デュアン・オールマンが持っているギターはギブソン ゴールドトップには通常、銀色のハンバッカーがついているはずだ。調べてみた結果、ハンバッカーの銀色のカバーをただ外しただけだったとわかった。元々、ギブソン社のハンバッカーは黒色でそれを取り付ける際、銀色の鉄のカバーをつけている。デュアン・オールマンはこのカバーのはんだをとって使っていたようだ。
不思議なのは、このカバーを外してもたいして音質が変わることもないし、これといった利点が見つからない事。もしかしたらビジュアルが気に入ったのか。もしくはピックアップのカバーを外すと出力がよくなると考えたのか結局は推測するばかりだが、僕はこの写真を見るのが楽しい。デュアン・オールマンがちょっとでもギターを、良くしようと考えているのが伝わってきてカッコ良い。

スライドギターを弾く時のデュアン・オールマンのチューニングは、オープンEかオープンA、曲によってはレギュラーチューニングで弾いていたよう。アンプは、マーシャル ベース50WにスピーカーをJBLに改造。エフェクターは基本的に使わないけれど、たまにVOXのファズを使っていたそう。

英語塾を開校し、授業の傍ら、英検や受験問題の分析や学習方法を研究しています。皆さまの学習に何か役に立つ事があれば幸いです。https://highgate-school.com/