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英検準2級対策 ー効果的な学習方方法(リスニング対策・二次試験対策)

リスニング試験について

英検準2級のリスニングは、会話文が中心の問題が出題されます。英文は一度しか放送されませんので集中して聞きましょう。
時間や数字に関する情報は必ずメモをとって下さい。準2級を受験する生徒には、数字や月日や曜日を正確に覚えられていないことも多く、これを機に確認し直してみて下さい。yesterday やnext week といった時制表現も問題のキーワードになっていることがよくあります。

リスニングでは、会話文でよく使われる疑問文をどれだけ聞き取れたかが点数の鍵です。
What time〜? (〜は何時?) や Why〜?(〜はなぜ?) How〜? (〜はどのように?)といった基本的な疑問詞も復習しておきましょう。
また、
May I help you 〜? (〜するのを手伝いましょうか?)
Would you like to do 〜? (〜をしたいですか?)
と言った会話文慣用表現は出来るだけたくさん覚えましょう。
What happened 〜(〜に何があった?)
という表現もよく出題されています。
解答時間は一問につき10秒です。会話文の定型表現を覚えることですぐに解答出来るようにしたいものです。

リスニングの点数を上げるためには、ディクテーションをすることがとても効果的です。CDを一文一文区切りながら、聞こえた文章を出来るだけ書きとってみましょう。それから実際に読まれた英語文の解答と照らし合わせてみて、間違えた箇所を確認しましょう。スペルを忘れている単語や聞き辛い表現が浮き彫りになり自分の弱点がよくわかります。また、筆記試験の対策をする際から、長文を音読しながら学習することをお勧めします。これは、二次試験の対策としてもとても役に立ちます。


面接試験について

面接試験では、英語力だけでなく積極的に英語を話そうとする姿勢も評価されます。恥ずかしがらずにハキハキと英語を話しましょう。もし、質問内容がわからなかった場合は、I beg your pardon? などと聞き返しましょう。
とにかく英語を声に出せば、試験官は評価してくれます。間違いを恐れずにとにかく積極的に会話するようにしましょう。

試験では、配られたカードに書かれている文章の音読や、イラストに描かれている絵に関する問題が出題されます。音読は、ゆっくりと正確に丁寧に読むことを心がけて下さい。恥ずかしがらず試験官に聞こえるようにハキハキと声にだしましょう。
音読が終わるとNo,1〜No,5までの5つの質問が始まります。

No,1は、音読にために配られたカードの内容を問う問題です。答えが必ず配られたカードの文章中に書かれており、その部分がそのまま答えなります。そのまま読み上げるのではなく、文章の始めをBy doing〜のかたちに変えて残りは本文をそのまま使えば、解答できます。

No,2 は、イラストに関する問題で、主語を a man〜、a girl 〜で始めた現在進行形の文書を作る事が出来ればオーケーです。基本的な動詞を覚え、現在進行形のingをつけた文書を組み立てる練習をしておきましょう。

No,3もイラストに関する問題で、イラストには登場人物と吹き出しが必ず描かれています。登場人物の身に起こっている事と、吹き出しの中で考えていることを接続詞を使って一文で答える事が出来れば完璧です。
例えば、
He dropped the computer and thinks he broke it. (過去問 2015年 第2回)
という文章が2015年第2回試験の解答でした。
左の文章が、登場人物に起こっている出来事で andの右の文章は、彼が考えている事です。文章にするポイントさえコツを掴めば難しくありません。

No,4 とNo,5 には個人の意見を問う問題が出題されます、
この問題では、自分の意見を明確に答える事がとても大事です。YesもしくはNoとまず答えましょう。その後、その理由を述べていくという構成が一番効果的です。接続詞を使いながら2文程度で答えましょう。
とにかく英語を積極的に話そうとする姿勢が大事です。わからないところがあっても出来るだけ英語で答えるように頑張ってみて下さい。




英語塾を開校し、授業の傍ら、英検や受験問題の分析や学習方法を研究しています。皆さまの学習に何か役に立つ事があれば幸いです。https://highgate-school.com/