「プログラミングって何ですか？」って言われて、勉強を始めて間もない人は、うまく説明できないのでは、ないでしょうか？たくさんの文法をいくつも勉強しているけれど、これらはどのように使うのでしょう・・・

人によってプログラミングの考え方が違うので何とも言えないのですが、考え方の一つとして、特にWEBのプログラミングとは何かと聞かれたなら

　　ものごとを実行してくれる小人（こびと）・・・

WEBの世界で何かを表現するためには自分のパソコンに書くプログラムだけでは到底足りません・・・
WEB上に転がっている無数のツールをたくさんたくさん使います。

そのたくさんのツールを使うためにプログラムによって指示を出していく

例えばこんな感じ・・・・

WEBのプログラミングはツールとのやり取り、情報の操作などが多い気がします。

PHP言語とMySQLデータベースの会話の例

<?php
// データベースの接続情報
$host = 'localhost'; // データベースのホスト名
$dbname = 'mydatabase'; // データベース名
$username = 'username'; // データベースのユーザー名
$password = 'password'; // データベースのパスワード

// データベースに接続
try {
    $db = new PDO("mysql:host=$host;dbname=$dbname", $username, $password);
    $db->setAttribute(PDO::ATTR_ERRMODE, PDO::ERRMODE_EXCEPTION); // エラーを例外として処理する

    // データベースから情報を取得するクエリを実行
    $query = $db->prepare("SELECT * FROM mytable");
    $query->execute();

    // 結果を取得
    $results = $query->fetchAll(PDO::FETCH_ASSOC);

    // 結果を表示
    foreach ($results as $row) {
        echo "ID: " . $row['id'] . ", 名前: " . $row['name'] . "<br>";
    }
} catch (PDOException $e) {
    die("データベースエラー: " . $e->getMessage());
}
?>

このPHPコードは、MySQLデータベースに接続し、テーブルから情報を取得してブラウザに表示するものです。以下にコードの動作を解説します：

1. `$host`、`$dbname`、`$username`、`$password`：それぞれデータベースのホスト名、データベース名、ユーザー名、パスワードを定義します。これらの情報を使用してPDO接続文字列を作成します。

2. `try-catch` ブロック：データベースへの接続やクエリの実行時にエラーが発生する可能性があるため、エラーハンドリングのための `try-catch` ブロックを使用しています。`PDOException` がスローされる可能性があります。

3. PDOオブジェクトの作成：`new PDO()` を使用してPDOオブジェクトを作成し、データベースに接続します。この際、エラーが発生した場合に例外をスローするように設定しています。

4. クエリの準備と実行：`prepare()` メソッドを使用してクエリを準備し、`execute()` メソッドを使用してクエリを実行します。ここでは `SELECT * FROM mytable` というクエリを実行しています。`mytable` はデータベース内のテーブルの名前です。

5. 結果の取得：`fetchAll()` メソッドを使用して、クエリの実行結果を取得します。結果は連想配列として取得され、`$results` 変数に格納されます。

6. 結果の表示：`foreach` ループを使用して、取得した結果を1行ずつ処理し、ブラウザに出力します。各行の `id` と `name` フィールドが表示されます。

7. `catch` ブロック：エラーが発生した場合、`PDOException` がスローされ、そのエラーメッセージが表示されます。

このコードを実行すると、データベースに接続し、テーブルから取得した情報がブラウザに表示されます。