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転職して2年経ち、良くも悪くも「安定」してきて悩む今と、これからのこと

こんにちは。
岐阜でWebマーケをやっているYoshi(@motoy0shi)です。

最近、定時後に残って仕事をする時に、ファミマで売っている石垣塩のポテチを食べるという悪技を覚えてしまったところ、2週間ぶりに会った妹に「お兄ちゃん、顔丸くなったね」と言われてしまいました。。。

さて昨年の今ごろ、とあるnoteを出しました。
これが自分史上一番バズって、ここから多くの出会いと経験をさせてもらいました。


それから1年経ち、今の状態をひとことで言うと「安定」です。

業務も慣れてきて、(ありがたいことに)仕事のパフォーマンスも評価いただけるようになりました。社内でも何かあれば聞かれてるようになってきました。

一方で、これまで人生が波乱万丈だったので、安定すると「本当にこれでよいのだろうか?」と一抹の不安を感じてしまう時があります

そこで最近思っていることを備忘録としてまとめてみました。

僕と同じようにお悩みを感じている方もきっと多いはず。経験された方は、ぜひどう乗り越えたか教えてください。

なお本記事は、特に有益なことは書いていませんので、悪しからずご了承ください。

入社してから今までの自分と環境の変化

最初はすべてが刺激的だったけれど

入社して最初の1年は、ともかく全てが初めて。自分のスキルを大きく上回る仕事に対して必死に食らいつく毎日でした。

当時の会社は、特に教育カリキュラムもなく、今のように社内勉強会が頻繁に開催されていませんでした。だから自分ですべて学ばないといけません。

自分でも興味があったので、帰宅後や休みの日を使って、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャー、Salesforce、マーケティング理論など、あらゆることを独学で勉強しました。書籍を片っ端から読んだり、自腹でセミナーに参加したり…。

なんせ知識がないと、本当に仕事ができなかったからです。当然死ぬほど大変でしたが、とても毎日刺激的だったような気がします。

よくも悪くも安定してきている

それから時間が経ち、周りの状況も大きく変わりました。僕が入社する前にいた人より、後に入社した人のほうが多くなり、必然的に会社でも歴が長い人になりつつあります。

また先日は、自分が主導していたプロジェクトの功績が認められ、MVPをいただきました。最近は社内でも「Yoshiさんに聞いたら?」と言っていただけるようになりました。本当にありがたいなと思っています。

とはいえ、僕の中で感じているのは焦りです。

仕事のいろいろな場面で「ちょっと手伝ってもらえる?」と声をかけていただけるし、自分もお手伝いしたくなってしまうので、抱えている案件がどんどん増えていきます。

ただ自分はどうも手を抜けないタイプなので、適当な仕事はしたくない。やるなら最高の仕事をしたい。だから自分で自分を追い詰めてしまうのです。

重要度×緊急度のマトリクス

さらには、どうしても目の前の仕事を捌くのに精一杯で、いわゆる「緊急度が低いけど、重要な仕事」に手が回らない状態になってしまい、自分としてももどかしさを感じています。

仕事を大きくグロースさせるためには、今やっていることを効率化 or 微修正するだけでは不十分だと感じています。ゼロベースで考えて、根本的に何かを変えなくてはおそらく達成できないでしょう。

変えるべきは、そもそものプロダクトかもしれませんし、ビジネスモデル自体かもしれません。ただこの類のものは明日食っていく上ではさほど重要でないので、あと回しになりがちです。

とはいえ取り組まないと、大きな結果を失うことになるため、もっと時間をつくって取り組まないといけないなと感じています。

これから大事にしたい3つのこと

先述のように良くも悪くも安定してきた僕なので、安定をぶち破るために、今後3つのことに取り組みたいと思います。

自分で全部やるから卒業する

まずは、仕事を手放すこと

僕はおそらく職人気質があるので、どうしても自分の手でやりたくなってしまいます。それゆえ、仕事を溜め込みすぎて、アウトプットが遅くなるという致命的なエラーを起こしていました。

僕が大好きなエッセンシャル思考にも、こう書いてあります。

努力は大切だ。だが、努力の量が成果に比例するとはかぎらない。がむしゃらにがんばるよりも、「より少なく、しかしより良く」努力したほうがいい。

グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』

忙しすぎて考える時間もないなら、それは仕事が多すぎる。シンプルな理屈だ。

グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』

だからこそ、自分がもっとも価値を発揮できる仕事を優先して、そうでもない仕事は(仮に自分が好きなことであっても)手放すようにしたいと思います。

ちょうど僕のチームに最近1名の後輩が入ってきました。僕のコピーを育てるのではなく、彼の良さをきちんと引き出して、チームとして成果を出せるようにしたいなと感じています。


もっといろんな人に会って話してみる

2つ目は、もっといろんな人に会って話すこと

どうしても仕事に没頭すると、視野が狭くなります。社内での評価が、業界での評価と同じとは限りません。社内ですごいと思っていたけど、気づいたら、井の中の蛙だったなんてことは避けたいです。

だからこそ社外の人ともっと接点を持ち、お話ししたいなと思っています。少しずつリアルで会う機会も増えてきました。これまで岐阜に篭りがちだったので、もう少しフットワーク軽くいたいなと感じています。

オフライン、オンライン問わず、面白がってくださった方はご連絡ください。ぜひお話ししたいです!


新しいことにチャレンジする

3つ目は、新しいことにチャレンジすること。

これまでは社内での活動がメインでした。その中でも、Salesforce Pardotユーザー分科会の運営メンバーに混ぜてもらったり、地方のWebマーケを応援しようと「地方Webマーケ勉強会」というイベントを立ち上げたりと、新しいチャレンジはしてきました。

今後は、さらに社外の活動も増やしていきたいと感じています。具体的には、メディアへの寄稿、セミナーへの登壇、副業としてのWebマーケ支援などです。

お仕事があれば積極的にお受けしたいと思うので、ご興味がある方はぜひご連絡くださると嬉しいです。

おわりに

世の中の大抵の人は「安定」を求めているはず。
ただ僕は変わり者なので、本能的に「安定はつまらない」と感じてしまうのです。

できればもっと刺激的でエキサイティングに毎日を過ごしたい。

そんなことを思って、重い腰を上げて安定を自ら崩していきたいと思います。


最後に、「エッセンシャル思考」からの一節を引用してこの記事を締めましょう。

人生も仕事も、クローゼットと同じだ。必要なものと不要なものを区別できなければ、どうでもいいことで埋めつくされてしまう。

グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』


■追伸
「エッセンシャル思考」「エフォートレス思考」は名著なので読んだことがない方はぜひ。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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@motoy0shi


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