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HubSpotアドミンの面倒を減らすGPTをつくってみました

みなさん、こんにちは。
岐阜からB2Bマーケティングに携わっておりますYoshi(@motoy0shi)です。

先日、OpenAIがchatGPTの新機能「GPTs」を発表しました。ざっくり言うと、GPTを使ったオリジナルのチャットボットが作れる機能です。

何かこの機能を使って面白いことできないかなと考えていた時に、思いついたのが「HubSpotのプロパティー作成を効率化する」GPTです。

私は前職時代からHubSpotの設計や実装などに関わっているのですが、情報を入力するプロパティーの設計にはいつも頭を悩ませていました。名前の付け方を考えたり、プロパティーの説明を書いたりするのは意外と地道で面倒な作業です。そこでこの部分をAIにサポートしてもらおうと思ったのです。

この記事では、このGPTの使い方を紹介します。先に使ってみたい方は、こちらのURLからご利用ください。

https://chat.openai.com/g/g-YbHdQ50Au-hubspot-puropateishe-ji-sapota

※利用には、chatGPTの有料プランの契約が必要です

使い方

GPTの画面を開くと、文字が入力できる欄が出てきます。ここには、作成したいプロパティのイメージを入力します。

例えば、B2Bの企業で、見込み顧客の役職を分類で分けたいとしましょう。「顧客の役職の分類」と入れてみます。

すると、GPTがその意図を踏まえて、プロパティの設計案を答えてくれます。設計案には、フィールド作成で使う以下の項目も含めてくれます。

  • フィールド名(フィールドのラベル)

  • 内部値(内部連携で使う英数字の固有の名前)

  • プロパティーの概要(プロパティの説明。入れておくと共有が楽になる)

  • プロパティの型

またドロップダウンやチェックボックスなどの選択肢があるプロパティーに関しては、選択肢の内容についても提案してくれます。

選択肢の内容はそのまま使えることばかりではありませんが、チャットでアドバイスをすることで、より適切な選択肢を提案してもらうことも可能です。

個人的にありがたいのは、内部値のアイデア出しです。かならず設定しないといけないのですが、適切な英語名をつけるのは意外と悩むもの。AIを使えば、あっという間によいアイデアを出してくれるので非常に助かっています。

おわりに

この記事では、chatGPTの新機能「GPTs」を使った業務効率化ツールについて紹介しました。こうやって仕事でちょっと便利になるAIツールが増えれば、もっと生産性は上がるはず。今後も思いついたら作ってみたいと思います。

なお本GPTは、まだまだPOC段階です。もしお使いいただいて、フィードバックなどあれば、ぜひX(Twitter)にてお知らせください。感想などもお待ちしております!

https://twitter.com/motoy0shi

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