zaccoTUMIKIの作り方
zaccomethodの基本にしてハンドメイドルアーのips細胞と言っているzaccoTUMIKIですが、これはだれでも作れます。今日はそのzaccoTUMIKIの作り方について説明します。
材料
木…セリアの桐修正材(初めは角型がよい)
リップ…ペット樹脂の板1.0mm(慣れたらリップボード、サーキットボード)
ワイヤー…ホームセンターのステンレスワイヤー(0.7mm)
コーティング…ジェルネイル、UVレジン、UVライト(泳がせるだけならばニスや無塗装でもよい)
錘…ガン玉、板錘、タングステンボールなど
作り方(ざっくりバージョン)
①木を切る
②リップの溝を切る
③スクリューアイを作る
④リップ材料を切る
⑤木に下穴を開ける
⑥組み立てる
⑦錘を入れる穴や窪みを作る
⑧錘を入れる
⑨リップを整える
⑩ペイントとコーティングをする
以上
面倒くさそうと思うけど、慣れれば15分でできます。少し詳しく説明していきます。
作り方(少し丁寧に)
①木を切る
大きさはひとまず2.5cmくらいが良いでしょう。もう少し小さくても良いけど2cmくらいが加工しやすいです。
②リップの溝を切る
リップの溝を切るには四角い素材で切った方が歪みや傾きに気づきやすいです。そして、素材はマス目の付いた工作マットのうえで切ります。安い金鉱ノコギリで力を入れずに何度も往復させて切ります。様々なリップがありますが、自分がどんな風に作るかをイメージしたり、作りたいルアーのマネをしたりします。特にアイとリップの位置関係は大切です。売っているルアーの真似をします。
③スクリューアイを作る
ワイヤーが巻いてあったら切らずに、作りたいスクリューアイの長さより少し長めに折り返します。元の部分をラジオペンチ、先を指で持ってネジネジできるところまでは自分で作って、仕上げはスプリットリングプライヤーで持ってネジネジします。最後にラジオペンチの平なところでアイを挟んで歪みを正します。
④リップ材料を切る
形は適当に。少し大きめに作ります。本当はリップボード0.8以下がよいです。ノコギリで切ったままの溝に入ります。ペット樹脂は倍力ハサミでやすやすと切れます。カッターナイフでも削れます。接着剤がつきにくいです。ただ、結構安いですので初めはペット樹脂が良いと思います。ウッサタイプやニョロニョロ、シャッドみたいなものを作る時に、厚みをアップさせたり、リップボードにステップアップします。
⑤木に下穴を開ける
スクリューアイを入れる穴を開けます。目打ちのようなものでマークして、1.5mmの穴を開けます。ダイソーの5本組?ドリル先とタミヤのピンバイスを使っています。
⑥組み立てる
リップにスクリューアイを通すなど、狙いの形に組み立てます。最初はリップとアイが別なタイプが楽です。
⑦錘を入れる穴や窪みを作る
窪みは、ホビールーターで掘りますが、ない場合はドライバーのグリップをドリル先につけてゴリゴリ掘っても良いです。怪我をしないように。できなければガン玉を貼り付けても良いと思います。
⑧錘を入れる
はじめは軽めに作って少しずつ重くしたら良いと思いますが、なにが軽いかもわからないと思うので適当で良いです。加減して下さい。
⑨リップを整える
ざっくり作ったリップを整えます。始めから決まったリップを作ろうとしてもうまくいきません。ざっくりと長めにするとか、角度とかイメージは持ちつつ、結局現物合わせで整えていきます。慣れれば初めにけっこう整えておけるとは思いますが。
⑩ペイントとコーティングをする
はじめの1つでとりあえず泳がせたいのならば、無塗装でもよいです。ジェルネイルやUVレジンは素早く硬化して、スクリューアイやリップの根元を強化できるのでおすすめです。乾かす時間が必要ですが、ニスでもいいです。こだわるならばドブ漬けしても良いんでしょうか?その場合リップはつけない方が良いと思いますが、私はドブ漬けした事が無いので説明した出来ません。初心者だからこそジェルネイルのトップコートやUVレジンをおすすめします。
ジェルネイルは100均で買えます。ペイントも2分ほどで乾くのでおすすめです。周りを削るとこうなります。
以上、文章と画像で説明してみました。
インチキルアーの作り方ですが、動画も作り直そうと思うので、説明書と動画を見ればおそらくルアー作り初心者は割と簡単に作れるんじゃ無いかと思います。
楽しもう!!!
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