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ハンドメイドルアーのパッケージデザインしてみた話

 ルアー作りは、ルアーメーカーごっこだったりする。デザインして作って、テストをして使って…
TwitterなどSNSでみんな頑張っている。

 私はと言えば頑張っているは頑張ってるけど、正直言って多くのビルダーの皆さんのように緻密には頑張ってないわけです。当てずっぽうに作っている。勘でつくるために、匙加減を吸収してる?のかな。思うがまま、机に向かって出たところ勝負で作ってる?出来ている。作り方も半分は作りながら浮かんでくる。

 そんなインチキ野郎な自分が思う、自分らしいルアーとは?それは、可愛らしくてやる気になる、笑顔になれるルアーだと思う。それが釣る気になるルアーだと思う。

 釣る気になるルアーとは?…あのレジェンドが作ったルアー、トーナメント優勝のあの人が作って、なかなか買えないルアー、ショップオリカラなど色々だけど、全部はじめの一歩は魔法のせいだ。きっとやってくれるに違いない、楽しくなるに違いないという魔法が掛かっている。
 楽しくなるルアーを作りたい。まずは楽しんでそのルアーで釣る気にならなければ釣れないんだよね。逆に言えば、釣る気になりさえすればオールハンドメイドルアーでもきっと釣れない事はないわけです。そんなインチキなルアーをいつか販売してみたいんです。世に出したい。

 そこでパッケージを考えた。まず自分が自分へ向けて、どう釣りをして欲しいか、そんなデザインなんです。バカです。無駄こそ人生の醍醐味!

#Quarter note♩のパッケージ
そしてオリカラの“コケシミキサー”
コケシをミキサーにかけたような色だから。

 どんな風に楽しみたい、楽しんで欲しいかをデザインして描いてみた!そしてこんなのプリントすればいいけど、いつまでもオール手書きでいこうと思う。雑魚乃遣口はzaccomethodの自分なりの和訳。ルアーを買えない、高価な釣り具を買えない自分がどうするか?それがzaccomethodです。

 売ってるわけじゃないのよ。自分で開封するためにパッケージしてるんだよね。

#zaccoKENーPのパッケージ

 こちらもニョロ系ルアー、#zaccoKENーPのパッケージです。パッケージの中に作り方が書いてあるハンドメイドルアー、#zaccomethod に秘密は無い。あるのは工夫とインチキだけです。

 そして、「人の足より蛇の足みようぜ!!」と書いてみた。本当は逆で(蛇の足より人の足をみよ:無駄な事ばかり考えず現実をみろ)って言う諺らしいんだけど、釣りくらい現実なんて気にせずに無駄な事を考えたいなっていう自分なりの諺です。人生、無駄な事をする事も大切。それが主な楽しみだと思う。無駄だけど笑顔になれればそれは無駄じゃないんだ!

 ハンドメイドルアー作りは節約でもあり、釣りに行かなくても釣りができる楽しみであり、表現でもある。自分がどんな釣りをしたいのか?

 釣りには色んな楽しみ方がある。その中で、何を選んでもいいし、自分が納得できる釣りをしたらいい。趣味だから、合う合わないはあると思う。モヤモヤした気持ちになる事もある。ルールやモラル、言い出したらキリがないし、行き着くところは戦争だ。

 しかし、このインチキハンドメイドで釣りをするという方向性は、石をぶつけられる程には憎まれないと思っている。100匹とかは釣れないかもしれないけど、1匹の魚の価値を自分で高める事が大切だと思う。(ある釣り場では100匹くらい釣れてしまったけど…)
まぁ、たくさん釣れるようになったら、1匹の魚に100匹の価値を落とし込んだ方がいいと思っている。そして、1匹くらいしか釣れない時からコツコツそれをしている。

 自分のスタイルはこの方向性だ。

 とにかく、自分なりに楽しみたいんだよね!そして、初心者も子供も楽しめたらと思う。釣って笑顔になりたい。♩になりたいんだよ。そして釣りはサバイバルにつながっている。サバイバルって無人島だけじゃないよ。仕事や学校、人生だ。

 何事も、自分で“仕掛け”を作る工夫と発想は絶対に何かにつながると信じてるよ。

笑顔で生き抜きたい!


楽しもう!!

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