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ブルグミュラー25の練習曲

「ブルクミュラー 25の練習曲」と呼ばれ長らく親しまれているこの初級者のためのエチュードは、19世紀の半ばにフランスで誕生しました。曲集のタイトルをフランス語の原題どおりに訳すと、『ピアノのためのやさしく段階的な25の練習曲——小さな手を広げるための明解な構成と運指 作品100』となります。

25の練習曲なので、下記のように25曲で構成されています。それぞれにタイトルが付けられていて、曲の雰囲気をつかみやすく、親しみをもって練習に取り組める、素敵な練習曲集です。

私も子供の頃に、この25の練習曲を練習しました。小学校のクラスには、ピアノを習っていた子が結構いたので、「ブルグミュラーはどこまで進んだ?」と話題に出ることもよくありました。「アラベスク」をどのくらいのテンポで弾けるか、とか、「さよなら」は少し大人っぽくて素敵、とか、「つばめ」は手が交差してカッコイイ、とか、とか。

この懐かしい「ブルグミュラー25の練習曲」をリアルタイムレコーディングすることにしました。25曲あるので、いっぺんに、というわけには参りませんが、何回かに分けてアップロードしたいと考えています。

ブルグミュラーはドイツ生まれの作曲家です。「25の練習曲」は1851年フランスのパリで出版され、当時流行の音楽様式のエッセンスや最新のロマン派ピアノ曲らしい標題を取り入れました。各曲は、おフランスっぽい雰囲気を持っていますが、あらためてこのエチュードを弾いてみると、その根底にはドイツ的気質が垣間見えます。変に?甘ったるくもなく、実直に真摯なエスプリを持っていると感じます。

リアルタイムレコーディング



[1] 素直な心 / La Candeur

素直な心で弾きましょう♪
欲しいものは欲しいと言ったほうが勝ち?!
(そういう曲ですか?)

[2] アラベスク / Arabesque

「アラビア風の」という曲です。
思い切って、凄く速いテンポで弾いてみましょう♪
不揃いで転びまくっても、気持ちよければそれでよし?!
(先生に叱られても知りません、自己責任でお願いします。)

[3] 牧歌 / Pastorale

パストラル(Pastorale)は牧童が吹く笛のメロディに似た、牧歌的雰囲気の器楽曲・声楽曲のことです。
牧童というのは、ハイジのペーターの職業ですね。都会育ちの私は、牧場といえば、北海道やオーストラリアなどの遠いところにあるものだったので、あまり馴染みもなく、牧歌的と言われてもピンときませんが、「アルプスの少女ハイジ」をイメージして弾いてみました。

[4] 子供の集会 / Petite Réunion

3度と6度の練習です。重音は未だに不得手ですが、この曲はちゃんと弾けるので、不思議です。
ところで子供って集会とかしますか?自分が子供の頃にも、集会とかした記憶がないのですが、、、ゲームで集まるというのは聞いたりしますが。集まるというと、私はどぉしても「あつまれどうぶつの森」を思い出してしまいます(^◇^)この曲も子供の頃弾いたときも、人間の子供の集会というより、猫とか動物の集会のイメージがありました、それは今でも。

[5] 無邪気 / Innocence

[6] 進歩 / Progrès


[7] 清い流れ / Courant Limpide


[8] 優美 / La Gracieuse


[9] 狩猟 / La Chasse
[10] やさしい花 / Tendre Fleur
[11] せきれい / La Bergeronnette
[12] さようなら / Adieu
[13] なぐさめ / Consolation
[14] スティリアの女 / La Styrienne
[15] バラード / Ballade
[16] 小さな嘆き / Douce Plainte
[17] おしゃべり / Babillarde
[18] 心配 / Inquiétude
[19] アベ マリア / Ave Maria
[20] タランテラ / Tarentelle
[21] 天使の声 / Harmonie des Anges
[22] 舟歌 / Barcarolle
[23] 帰途(かえりみち) / Retour
[24] つばめ / L'Hirondelle
[25] 貴婦人の乗馬 / La Chevaleresque



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